ディアスポリス(8)

ディアスポリス-異邦警察-(8) (モーニング KC)

自分がこの作品に何を求めていたのか。そしてこの作品は自分に何を提供してくれたのか。前の巻で、ちょっとその「すれ違い」を感じたこの作品。査定購入ですが･･･。

作品として面白くないわけではないのですが、コミックスを買う感じではなくなってきました。
相変わらずの「すぎむら節･･･雑然としたキャラたちの暴走や、変なキャラ続出」もあるのですが、求めているものは「東京の異国感」だったのです。

今回オハナシとしては「いいハナシ」なんだけど、「異国感」というところは希薄になってます。そりゃハナシが「裏都庁組織VS影の警察」のバトルなんで、当たり前なんですが。

でも、作品が提示している＜「国民」と「外国人」の共存＞ってテーマもなかなか興味深い描かれ方をしているとも感じるし、微妙。

「悩むなら買う」って姿勢だと、きりがないので、買わない、ってことで、とりあえず結論をだします。今までありがとう。