TRIBAL12(3)

TRIBAL12(3)<完> (KCデラックス)

TRIBAL12(3)<完> (KCデラックス)

夢は潰えたのか?果たせたのか? トト3連作の3作目の第3巻!!


なんか、3巻の最初から「世界観の背景説明」だったり、「決戦」って単語が出てきたから嫌な予感はしていたのですよね。

そしてオハナシは主人公の活躍も無いまま「暖めていたであろう個々のキャラの技紹介」を交えつつ、「ハナシとしての決着」を急ぐような展開。
そして完結へ・・・。

なかなかスムーズに進んで「打ち切り感」は少ないものの、3度目の正直として「長編バトルモノ展開」を望んでいた自分としては、やはり「そう見えてしまう」のだよな。

巻末には、ご丁寧に他の読みきり作品も掲載していて、得したような損したような微妙な気分。


一応巻末に作者の言として「完結できた」とありましたが、残念な気もします。
でも3回もやったら十分というか、シアワセともいえるのかな。


コネタも充実していて(キスの擬音がドォッギューンとか)好きなんだけどな。おっちゃんが執着的に好き、ということは時代的には遅れているということなのかな?とか悲しいことも思ったりしますが、今後の作品に期待したいと思います。はい。

お疲れ様でした。