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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。なんかすっかり夏ですね。

週刊少年ジャンプ(28号):BLEACH
週刊ヤングマガジン(28号):COPPELION コッペリオン
週刊少年サンデー(28号):絶対可憐チルドレン
週刊少年チャンピオン(28号):ギャンブルフィッシュ


BLEACH

ホロウというモンスターを退治する「死神」の役割を任された主人公が、奇しくもその手の力をゲットした仲間とともに、その「死神界(正確には尸魂界)」の闘争に巻き込まれたり、第三勢力、第四勢力と三つ巴、四つ巴のバトルを繰り広げます。

現在は三つ巴、四つ巴のルーツである「過去編」がスタート。現在別々の勢力になった彼らの「始まり」が描かれます。



COPPELION コッペリオン

舞台は原子力発電所の事故で被爆した東京。そこに遺伝子操作で放射能に抗体を持つ、自衛隊に所属する女子高生が救助活動を描くオハナシ(の模様)の新連載。
人間らしく生きることを望んでいるようですが・・・。



絶対可憐チルドレン

超能力を公認した近未来で、お上のエージェントとして活躍する小学生3人娘+お目付け役のオハナシ。超能力者が迫害される一面もあり、超能力テロ集団も存在します。そしてこの3人娘は「世界の命運を左右するほどの能力+可能性」を持っているのでした。

今回は3人娘のお目付け役が、敵勢力のボスのせいで3人娘と同い年の小学生になった新シリーズ。



ギャンブルフィッシュ

超エリート高校に転校してきた主人公。彼の目的は、校内でギャンブルで100円を元手に倍倍ゲームで100億円稼ぐこと。しかしその真相は行方不明の父親を探すことでした。

現在は一時期は蜜月関係にあった「阿鼻谷の親戚」であるエミリーとサバゲーのような鬼ごっこをすることに。しかしそこに第三者の天狗も登場して?



★★★総評

ブリーチ

キャラが増えすぎた観もあるこの作品。せっかくの過去編なのだから、もちっと各キャラの(特に仮面の軍勢の)過去のやり取りについて描いても良かったのではないかと思いますが、思いのほか早く「事件の核心」に向かって進んでおります。

正直完全把握できていないので、こういうところで語ってくれないとキャラを覚え切れないんだけどなw

でも、まぁ、変にずるずるやるよりは、必要最低限の顔見せで、いいテンポでもあると思いますので、これも良いかと思います。
そういう意味ではディーグレイマンは、逆に横道にソレまくりな感じですな。



コッペリオン

被爆しない」というのは凄い能力だと思うんで、どんどん一般化すればいいと思うんだけど「彼女達が特別扱いされている=一般化されていない」ということは、何がしかの反動というか副作用があるのかな? 「人間らしく」ということにこだわっておりますので、ありそうな気もしますが。
それとも「一般化」すると世の中のバランス的によくないとか、凄くコストがかかるとかなのかな?

そして、「世界の反応」は? 「関西の状況」は? 「彼女達の生い立ち」は? まだまだ疑問がたくさんありますが、推測しながら静観しようと思います。



絶対可憐チルドレン

相変わらずやり取りが楽しいこの作品。今回の皆本小学生化も、この作品にあった「変化」で面白い。今までとは違った意味でのパラダイスといえるかと思いますが、皆本の「意識も小学生」だから、恥ずかしいことこの上ないよなw

でも、この件はウラで兵部が糸を引いているオハナシでもあるので、今後の展開が気になりますな。



ギャンブルフィッシュ

すっかり「ギャンブル」と関係ない感じの展開ですが、これは今回のメタルギアソリッド4の連携が前提にあってのものなのかな? まぁ面白ければいいんだけどね。

そして、この扉の見開き、美華と杜夢ってこんなに仲良かったかw あ、でも女たらし(あるいはジェントルマン)だから、美華はそんなに嫌がってないのかも。

それにしても月夜野はすっかり汚れ役だなぁ。でも、かわいそうと思わず、笑っちゃうんだけどw


てなことで、この辺で。