物語消滅論
物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 新書
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作者も冒頭で言っておりますが「消滅論」というのは「刺激的言い方」であり、物語のありかたの「変容」と、その周辺のハナシです。
前に読んだ「物語消費論」
- 作者: 大塚英志,西島大介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/10/25
- メディア: 文庫
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の続き。(とはいえ、時代は10年経過してるけどw)
各論で言うと、凄く納得のできるハナシ。
最初の構造論みたいなヤツも個人的にはとても好きなハナシだし
「私」のハナシも面白かった。最後の「物語」の話も面白かった
・・・って、感想なのかなんなのかもわからない文章ですが、ぼんやり感じていたことを文章化しもらった感じです。
ただ、それぞれの各論をキッチリ咀嚼して、自分に残って、日々の思考に反映されているかというとそんなことは無くてw「ああ、すごいなぁ」と思っただけなのが歯がゆいですが。
たまにこういうのは読んでみたいと思います。