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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。すっかり秋の気配、ちゅうか寒いよ今日。

週刊少年ジャンプ(37・38号):バクマン。
週刊ヤングマガジン(38号):猿ロック
週刊少年サンデー(38号):MAJOR
週刊少年チャンピオン(38号):範馬刃牙


バクマン。

デスノートコンビ、大場つぐみ小畑健氏の新連載。前作ダークファンタジー的なサスペンスと違って、平成版(って言い方も古いなw)まんが道(NOTボヨヨンロック)という感じ。

主人公は叔父にマンガ家を持つ絵の上手な中学生。ある日、話したことも無いクラスの優等生に絵が上手なことを知られ、「俺と組んでマンガ家になってくれ」と告白される。「普通」を信条とする主人公だが・・・



猿ロック

渋谷の鍵やの息子のドウテイ高校生の周囲で起きることを描くマンガ。ドウテイ絡みのエッチ路線と、鍵を開けるスキルを生かしたサスペンス路線と、渋谷という場所を生かしたギャング路線と、複数路線が展開されます。

現在は主人公の幼馴染の妹を軸にした美人局トラブルが勃発。サルは外野っぽいけど、どう絡むのかな?



MAJOR

某国営放送でもアニメ化されている野球モノ。幼児のころからから描きつつ、今はアメリカ野球の投手になりました。

イップスも克服し、最盛期の調子を取り戻した吾郎。チームもリーグ優勝が視野に入ってきました。そこに補強で「有名」選手が参加することに。



範馬刃牙

言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。

現在は「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」をめぐり、様々な格闘家が勝負を挑もうとしますが、烈海王は食われ、バキは瞬KO。次に挑むは「真マッハ突き」を習得した克巳! いよいよ死合開始!!



★★★総評

バクマン。

作者も「地味」と告白するこの作品。仮に漫画家のサクセスストーリーだとしても確かに地味になりそう。今回は「ネタバレ」的な話や「パロ的な引用」で、なかなか面白あったですが、そればっかりじゃあ「太臓もて王サーガ」になっちゃうしな。間に雪合戦とか入れたりしてw

注目の両作者が「地味になりそうな話」をどう盛り上げるのか、注目。



猿ロック

今回のシリーズは、このおっさんが鍵だな。普通に美人局のハナシだったら肩透かし。猿ロックの「ハード路線」もそろそろネタ切れか? 現実世界でも組織的ないわゆる犯罪組織による犯罪よりも、政治家や官僚の税金無駄遣いとか、個人の突発的。通り魔的犯罪の方が目立ってるしな。
かといってあまりダークな方に行くと新宿スワンとかぶるんだろうし。

個人的にはDTネタが馬鹿馬鹿しくて好きなんだけどな。



MAJOR

「うーん、そうかそうか」程度にしか読んでいないのですが、さらに元々「野球」に興味ないし、リーグ優勝とかの凄さもわからんので実感が持てない。
しいていうなら、ここ最近水着とかの露出が急に増えてきたなぁ、というくらいか。ちゅうか、サンデー全体、その辺の最近強化気味?



範馬刃牙

先週も述べましたが、克巳の進化がかなり凄い。
あの骨格のフィギアが出たら欲しいな。

ピクルにようやく敵と認められた克巳ですが、今のところ歯が立たない感じ。でも、マッハ突きなら効くのか? やいやい言わず作品を見守りましょう。



さっくりですが、この辺で。