RANJIN三国志呂布異聞(2)

RANJIN 2―三国志呂布異聞 (BUNCH COMICS)

RANJIN 2―三国志呂布異聞 (BUNCH COMICS)

とりあえず(萌系でなければ*1)買ってしまう三国志モノです。今作は、その名のとおり主人公は呂布。武将以前の無名時代からのサクセスストーリーとなるであろうオハナシ。


1巻末の段階では仲間からも嫌われる闘奴という立場でしたが、徐々に地位がアップ。2巻終盤では街の顔役レベルになりました。
サクセスしてますな。
「戦いに勝ち続ければ、奴隷という身分から解放される」のに、規定の勝利数を越しても、闘うためにあえて奴隷のままでいる呂布、という描写はバトルジャンキーっぽくていい感じです。

また、そのライバルとして登場した関羽もまた、自分の「義」に忠実なあまり、傍から見たら異常な行動をとっているんですが、偏屈さがストレートに伝わっていい感じ。

しかし、呂布の「強さに開眼の理屈」「その強さの描写」が、なんかイマイチなんだよな。
このオハナシの背景として、呂布は「蟲毒」のようなものにかかわっている風な描写が1巻にありましたが、その辺はあまり出ていないのだよな(一応蟲毒で処刑される人は出てきたけど)。

よいところもあり、イマイチなところもあるという感じですが、次は呂布VS関羽という衝突が見られそうなので、継続して購入したいと思います。

*1:といいつつ呂布子ちゃんは買ってしまったがw