青春少年マガジン1978~1983

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス 週刊少年マガジン)

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス 週刊少年マガジン)

漫画家小林まこと氏のデビューしてからの青春時代のオハナシです。どこかで褒められていたので、購入。噂にたがわず、イイハナシ。そして同時に「漫画家残酷モノガタリ」でもあります。


どっちが先かはわかりませんがアオイホノオ

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)

的な感じとも言えるかも。
(でもアオイホノオはちらちらとしか読んでないんで正確に比較はできませんが)

でも、これは、ともすると「オヤジの(自慢的ニュアンスを含んだ)苦労話」とも取れるし、純粋に「PUREな回顧録」とも取れるし、人によって「面白さ」が違うのかも。


私はデビューの格闘三兄弟もなぜか鮮明に覚えていて、1,2の三四郎も連載当初からの記憶があるし、「それいけ岩清水*1」の単行本も小学生のときに小遣いを貯めて買ったのでw その辺の個人的記憶とあわせ、大変感慨深く読ませていただきました。


それにしても、格闘三兄弟は今見てもおもしろいなぁ。ベタではあるんだけど、「今現在、このレベルをすべての作品でできているか?」というと、そうでもない気がします。
まぁ、時代時代でギャグの主流・流行はあるので、「その手のギャグをあえて捨てている」というのもあるかと思いますが。


個人的には大満足な1冊でした。

*1:

オススメ