オニギリ!!!(2)

オニギリ!!! 2 (ヤングキングコミックス)

いやな予感はよく当たるものですが

初めて遭遇した段階で薄々危惧し、手に取った2巻の裏表紙の煽りも「それっぽく」、読んでて途中からなんとなく「そんな感じ」でしたが、やはり完結（ちゅうか未完）。

個々の設定〜鬼（地霊？）と鬼退治、チャンバラ、軍隊（スチームパンク風）、擬似ニホンという舞台などなど〜はとても好きなのですが、世の一般の人気は出なかったようです。残念。

まぁ「よくある」っちゃあ、よくあるんだけどさ。

未解決のネタもあるにはありますが（桃太郎が何で鬼になったとか、昔の出来事とか）、そんな状態で終了なので、再開とかはなくて、これはこのままだろうなぁ。

作者もあとがきで「アレやりたかった」「コレやりたかった」と描いておりますが、作中の雰囲気で、「ソレも好きなのでは？」とか思ったりして、「そんなイロイロネタを開陳している作者たち」なので、いい感じのリミックスで本筋の「主人公たちVS軍VS鬼の軍団」の三つ巴のバトルを魅せてくれたのではないかなぁ、と勝手に想像しますが、そういうハナシを見たかったなぁ。

残念。