爆想処女について

最近グーグルで爆笑爆想処女で来られる方が多いので、改めて見解を。


過去、ヤンマガでよくあった「お色気担当」のマンガです。
主人公は聞き間違いが甚だしく、相手の言葉を勝手に「陵辱の言葉」と勘違いして、処女を奪われるくらいなら!と、スッポンポンになって、テコキとかします。


■楽しむポイント
(もうおっちゃんなので)あの絵ではそそられないので(ちゅうか、ヤンマガのエロ担当だけどギャグよりのマンガってすべからくそそられない。まぁローティーン向け、と考えればそんなもんか)、「陵辱の言葉の聴き間違い」を楽しみます。

おそらく「陵辱の言葉」が先にあり、それからハナシを構成しているのではないかと思われますが(あるいは作者の方自身がむちゃくちゃ聞き間違いするとかで、それを日々「Hな聞き間違いだけ」メモっているとか)、この「聞き間違いネタの数の多さ」はすごいと思います。

行き着くところは「エロ」なんですが、どれだけ続けられるのかが、個人的関心ゴト。


過去に、チャンピオンでいっとき「絶対解決まぐれ君*1」という探偵風ギャグマンガがあり、それは「すべての事件を偶然解決する→ぼんやりタイプの主人公が「ぼんやり何か(主に失敗ごと)をしでかす」と、結果として謎解きになっていて事件が解決する」というオハナシだったのですが、これも「すごい勢いで偶然の積み重ねで事件が解決される」というある意味「筋の通った」金田一、コナンよりも「偶然だけで事件を解決する」という点で、それら以上の作品だったと個人的に思っているのですが(案の定、短期連載で終わってしまいましたが)、今回のこの作品も「どれだけ続けられるのか」が気になっています。


エロいとはいえ、いつまでも裸+手コキとかですむモンでもないと思うんで(今週ペイズリーをしてましたが)、今後どう展開するのか、をある意味意地悪に、そして少し尊敬しつつ待とうと思います。

*1:ヤンキーフィギアのミッチェル田中氏の作品