DRAGONBALL EVOLUTION
映画を見ながら、感想という名の罵詈雑言が流星群のように数多沸いては消えましたが、流石に覚えきれないので、個々のネタの感想はなし。でも一言で言うと
「ポルナレフがありのまま起こった事を話すアレを初めて使ってみよう」とか、「誰かの感想・あらすじを追いつつ相槌を打とう」とか、「インディ・ジューンズみたいなパロディ前提の劣化版(パイパニックでも可)」とか、いろいろ考えましたが、先日読んだ「ばりごく麺」を引用することにしました。
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つまらなかったーーーーーっ
つまらないが、最後の最後まで変わらぬつまらなさが痛快だ!!
名付けて痛快映画
- 作者: 能條純一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: コミック
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原作をかなり覚えているが故の「違和感」「残念感」「喜怒哀楽」が様々に沸いては、また新たに沸き起こる感情に翻弄された1時間半でした。映画見なくても、DVDで見るべき!好きな人は特に!面白いから! 「どんなに誠意を尽くしてもわかりあえない人はいる」ということを体験できます。
しかしまあなんだなあ、ハリウッドっていうのはあれでどうしようとしたんだろうなぁ。
原作好きが来るから、はしょっていいか、と思うのであれば、あの改悪ぶりをどう説明つけるのか、とか
原作好きは来ないから、斬新な展開で!、と思うのであれば、あのわかりにくさをどうにかしてほしい、とか
本当に数々思うところはあるのですが(ああ、本当にたくさんw)、まぁ、「そのつまらなさが楽しめちゃうくらい」につまらなかった、ということで。(昔喜国雅彦氏の4コマに、あまりにまずくて、ソレを食べてみたい人で行列ができちゃうラーメン屋のネタがありましたが、そんな感じ)
映画館に来ている人たちも「そのつもり」できているようで*1、みんなニヤニヤしていたように思いましたよ。そういう意味では大変楽しめましたw
蛇足+ネタばれあり
あれで、最後にピッコロが子供の声で「おかあさん、僕、ひどい夢を見たんだ」とかいう夢オチだったら最高だったなw
*1:上映時期として時期を逸しており、東京ではもはやソコ「銀座シネパトス」でしか上映していないのに、来ている方々(うちの夫婦も含め)なので