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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。衣替えなのに曇りや雨でいやだなぁ。空を見ながら洗濯物を干しております。

週刊少年ジャンプ(26号):べるぜバブ
週刊ヤングマガジン(26号):ケッチン
週刊少年サンデー(26号):MAJOR
週刊少年チャンピオン(26号):畳の上のミクロ



べるぜバブ

過去読みきりで登場し、人気が高くて連載化された作品。なぜか時期魔王候補の赤ん坊を任せられたヤンキー男子。悪魔の侍女も登場し、日々高校のヤンキーを撃退しつつ、子育て(魔王育て?)中。

今回は高校を仕切る東方神起東邦神姫の3人目が登場。その3人目はなんと女性! 



ケッチン

赤灯えれじい」のきらたかし氏の新連載。幼馴染の「勉強できる男子」「とろい女子」「ヤンキー男子」の3人組がメイン? そして、タイトルのとおりケッチン相性?がいいSRも登場。バイクに絡む淡い恋愛モノになるのかな?



MAJOR

某国営放送でもアニメ化されている野球モノ。幼児のころからから描きつつ、今はアメリカ野球の投手になりました。

チームはリーグ優勝が目前!この試合に勝てば優勝! しかし、吾郎は腕に不調を抱え、いつ故障してもおかしくない状況。そんな逆境の中、9連続奪三振という記録も目前に!



畳の上のミクロ

柔道モノの新連載。柔道部に所属するものの「投げられっぱなし」で「投げられ屋」と呼ばれる主人公ミクロ。しかし、彼の野望は「毎回<投げられる回数>を1回ずつ減らしていく」こと。そんな野望を胸に秘め、彼は今日も「居残り稽古」。



★★★総評


べるぜバブ

絵は美麗というわけではないですが、安定してるし、オハナシもベタではあるけどはずれはないし、うわさどおりの面白いです。そして、テンポもいいなぁと、今回の展開を見て思いました。

序盤は普通に「学園の四天王」的な「東邦神姫」が徐々に出てきて、かつ「子育て」とか、女子ヒルダとかが絡んで、いわゆる王道的な<主人公の地力の強さ提示><魔王の息子の実力提示><巨乳メイド?の関係性>とかいろんな説明+展開がなされて、ココへ着て「子育て」も「不良」もリンクする「異性」が登場とは!
展開、要素としては、面白い感じです。


ナンバMG5、ナンバデッドエンドの剛と弥生というか、オトメン(乙男)とか、「内緒」を持ったもの同士が会いたくない形で会うってのは面白いよね。


これが今後どういう展開になるのか(剛と弥生みたいにはならんだろうな…って、ジャンプ(少年誌)だから別にそう(超ベタ)なってもいいんだけどさ)楽しみです。



ケッチン

もともと「赤灯えれじい」もあまり好きではなく、なんとなく読んでいた作品なわけですが、この作品もバイクが登場しつつも、なんか煮え切らない主人公と、一瞬興味を持つ「バイク」だけど、やっぱ「幼馴染女子」が気になって・・・という感じの「誠実で、最近バイクというshみも増えたけど、結末はパンダ@なにわ友あれ」になりそうなw

でも「あるある(あるいは「ありそうありそう」)」ネタとしては共感できる部分が多いこの作者ですので、本来の私の嗜好「マンガでは荒唐無稽なハナシを読みたい」から外れるのですが、楽しみにまとうと思います。



MAJOR

相変わらず野球モノはあまり好きではないのですが、ピンチを作るのがうまいなぁと思いました。
持ち上げて、落とす、みたいなのが。
ただ今回の九連続奪三振は私に「素地」がなく、すごいのかどうかわからずに、イマイチ薄い反応をしてしまいました。



畳の上のミクロ

これは、正直主人公強いんじゃない? 県2位の技を「一本」じゃなくて「技あり」にしちゃうくらいの反応はできるんだし、なにより「負けの数を確実に減らしてきている」ってのがすごいですよ。当然、行ってできるようなモンじゃないしね。
で、マンガとしては一見「弱者」である主人公が「強者」である部活仲間の中で頭角をあらわしていきそうな王道モノ。

多分、過去の分析にあるタイプの選手には強くて、ある程度まで破竹の勢いなんだけど、「分析にないタイプ」の敵とか、そういうのに苦戦しながら・・・という感じなのかな?

でも、まぁ楽しみに今後の展開を待とうと思います

てなことで、今週はこの辺で。
床屋に行こうかな、どうしようかな。