外天の夏(4)
- 作者: 佐木飛朗斗,東直輝
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/05/19
- メディア: コミック
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佐木先生と、東先生のヤンキー者です。爆麗音が「音楽>ヤンキー」なら、こちらは「ヤンキー>>>>>>音楽」な感じ。
今巻を読んで、やっぱR-16の後継的な要素が強いように改めて思いました。
そして、相変わらず「混戦模様」の佐木先生の描く「暴走族抗争」なのですが、まだまだ混戦。
最後に抗争地図がついてて、わかりやすくてよかったです(でも、3巻出たときに最初から読み返したので、今回はキッチリ把握できておりましたが、おそらく「今後」役立つはずw)。
これでようやく「主要キャラは出揃った+主人公の夏が絡んだ」って感じになるのかな?こっから、ミラクル夏がナニをするのか、ってのがポイントでしょうな。
でも、純弥@R-16ほど強くないし、多分拓ちゃん路線の「フシギな魅力でみんな仲良く」って感じになるのかな?(今回の抗争中にも「何もかも守護ろー」って台詞も出てたし(別に「少年守護神」にかけてたわけじゃないよねw)、そんなところかな)
そして、今回の「裏切り」を描くのであれば、やはり「抗争図」は前巻につけておけばよかったのに、と思いますが、まぁページの取り都合とかあるから、タイミングが難しいのかもしれませんね。
で、この族の抗争とともにシンクロして描かれるのがヒロインの亜里沙の実家:巻島家内の「妹亜芽沙に母親や義理の姉を交えたコンサート」。
母のボーカルをサポートするために、義理の姉コンビの仕掛ける「キーをあげて歌えなくする」攻撃を、即興で和音を調節して「母が歌えるように」演奏する亜里沙亜芽沙というバトルも描かれます。
こんな感じで佐木先生のテーマでもある「ヤンキー抗争」に「音楽抗争」。さらには「経済」とか「男女の愛」とか、本当にR-16 を彷彿とさせるのですよ。
が、しかし、ちょっと調べてみたら、この作品、先日壮絶な打ち切りになったみたいw
全部は読んでないけど、話は聞くに、たしかに壮絶w
こないだの「悪徒 -ACT-@週刊少年チャンピオン」以上ですな。
うむむ。理由はどうアレ、こうしてまた佐木作品が終わっていくのですなぁ。