本所深川ふしぎ草紙

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)

先日読んだ「あかんべえ*1」で、宮部氏の時代物をもっと読んでみよう!と思って閲読。


「あかんべえ」は少女の目を通した人情モノでしたが、こちらは大人の視点の人情モノ短編集。

「ふしぎ」という言葉をタイトルに冠してますが、テイストは「妖怪バナシ」というよりは「講談」とか「直球人情モノ」な感じです。
でも、モチーフはその名のとおり「本所深川」の七不思議?だか地元に伝わる「ふしぎ」がネタみたいです。でも「置いてけ堀」しか知りませんでした。精進が足りませんな。


で、感想ですが、奇怪なのはアヤカシなのか、人間なのか、人間の織り成す出来事は真にフシギでございます


てなところかw