グイン最新刊 遠いうねり

遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉 (ハヤカワ文庫JA)

遠いうねり―グイン・サーガ〈127〉 (ハヤカワ文庫JA)

あとがきが、ソレを微妙に思わせるような気がしつつ、コトがあったからそう感じるだけかもとか思ったり。いずれにせよ落ち込む。


「その際」は、栗本氏のことだから、あともう1,2冊分は書きあがっているはずだよな、とか思っていましたが、まずこの1冊は「何事もなかったかのように」リリース。


パロでのイシュトとヴァレリウスの「リンダとの結婚」「小イシュト・フロリーとの引き合わせ」について話すオハナシと、ミロク教の聖地ガヤを目指すヨナさんとスカさんの道中記(下駄はいてお風呂に入ったりはしないw)。


前者については、こないだからの難事であり、リンダもなんとなく「ぽわわわん」としちゃってるからたちが悪い。スーティについては「もういない」んで、まぁなんとか成ってますが、「マルガのマリウス」については何か起きちゃいそうだし、いずれにせよ難事で未解決。
後者については「今まさにネタが広がっている」ところ。すごくワクワクしいて、出てる飯も「喰いたいな」とか思って、「煙とパイプ亭」の肉饅頭を思い出したり…。



本当に惜しいです。



この次の巻が、どのような形でリリースされるのか気になりますが、いずれにせよ「当然のことながら未完」なわけで、改めて悲しい気持ちになりました。


栗本氏については、知人がコミュニティ経由で?仲良くしていたということもあり、いろいろオハナシを伺っているのですが、やっぱあれこれと影響力デカイ人となのだなぁということを感じました。


あとがきには「酒呑んでしんごぉぉぉ!」な人のハナシとかもあったりして、先日のマイケルの件もおそらくこの先の「あとがき」に出てたんだろうなぁとかぼんやり想像したりしてますが、それも、もはや詮無き事。


うむ、なんかさびしい感じですが、そんな感想です。はい。