荒くれKNIGHT黒い残響 完結編(3)

荒くれKNIGHT黒い残響完結編 3 (ヤングチャンピオンコミックス)

荒くれKNIGHT黒い残響完結編 3 (ヤングチャンピオンコミックス)

善波七五十率いる輪蛇と寄り添うように存在した伊武恋二郎率いる虎武羅。その虎武羅(COBRA)の黎明期を描く作品も三巻目。


へタレ虎武羅を引っ張るのは大鳥。その腕っ節+人望で人が集まり、覚悟を決めつつありますが、まだまだ未熟な感じが否めない中、「がらがら蛇」が急接近。
さらに「オリジナルがらがら蛇」と、「NEW?がらがら蛇」と2種類いたり、「大鳥、輪蛇入りか!?」という展開に対してCOBRAのメンバーが肯定したり、大鳥自身も悩んでいる風だったり混乱模様。

まぁ、「伝説を後から語る形」なんで、大きなところでの結末は見えているんですが(大鳥も伊武のエピソードで登場してるしね)、成り上がる様、成長する様を描こうとしているのを楽しんでいます。


で、今回表紙には赤蛇が大きく登場。
オハナシとしては「虎武羅」「大鳥」が主役なわけなんですが、やはり表紙は荷が重いのか?
ちゅうか、毎回大鳥だと確かにきついかw
(1巻:七五十 → 2巻:大鳥 → 3巻:赤蛇)

この展開だと、仮にオハナシの中で「大鳥の率いるCOBRA」が成り上がっていったとしても、表紙はキツそうですな。次は木原とかが来るのかな?

ともあれ順調に拡大+オトコになりつつあるCOBRAの面々、この先も楽しみです。




さらに、よっちゃん先生繋がりで「週刊少年サンデー」の50周年記念マンガのリリースに対するコメントも。

ここでのよっちゃん先生は、いつもの自画像ではなく、「善波七五十」的風貌で登場。さらに相手の担当編集者も「善波九十九」?的風貌。ネタは、ちょいロマンチック語り系ですが、最後にはオチも入れてました(自分でも言ってたけど)。
そして、私が天国にもって行きたいマスターピースのひとつである「ちょっとヨロシク!*1」からもう25年か、とか考えると感慨深い。
25年もよっちゃん先生を好きでい続けるとは、こんな展開、読んでた当事は想像もしておりませんでしたな。まさに「神の味噌汁」ですな。がひょーん。

*1:

ちょっとヨロシク! 1 (少年サンデーコミックスワイド版)

ちょっとヨロシク! 1 (少年サンデーコミックスワイド版)