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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。革ジャン買ったけど、もうそれでも寒いな

週刊少年ジャンプ(49号):銀魂
週刊ヤングマガジン(49号):熱いぞ! 猫ヶ谷!!
週刊少年サンデー(49号):ツール!
週刊少年チャンピオン(49号):弱虫ペダル


★★★感想


銀魂

幕末に来たのが外国人ではなく異星人だった、という感じの幕末パラレルギャグもの。最近もはや「幕末」とか関係なくチャンバラSF風ギャグ。ネタの卑近さと下品さを売りに人気確立。だいたい毎回読みきりギャグ形式か、ちょいシリアスめな感じのが交互に来る感じ。今回はギャグイントロのシリアス展開になるかな?という感じの「陰陽師の対立バナシ」。

最近は幕末関係ない、と描きましたが、正に今回がそうですな。安倍晴明蘆屋道満ならぬ、結野晴明と巳厘野道満。
陰陽師の家同士の争いという仰々しい設定で、バトルの中身はお天気操作という下らない感じがこの作品にマッチしているなぁと思いました。
こないだの猫の(そしてゴリラの)オハナシはなんかイマイチだったので、今回は馬鹿馬鹿しく楽しくなるといいなぁと思ってます。



熱いぞ! 猫ヶ谷!!

克・亜樹氏の新連載。クールビズというハナシが出た瞬間に誰しも思ったであろう(誰しも?w)水着が普段着、という設定のマンガです。主人公は東京から埼玉県猫ヶ谷市に引っ越してきた高校生。当然そんな設定のマンガですからお色気・恋愛要員ってことで、早速女子と絡んだりなんだリ、という様子。
正直「飲みの席での与太話」的設定+展開な印象なのですがw その辺はお色気・恋愛の手練克・亜樹氏ですので、多少のお約束感にあふれた展開をイイ感じに料理してくれるのではないかと思っておりますが、凄くキタイしているわけじゃないですw



ツール!

デスノートもどきと話題になった「LOST+BRAIN(ロストブレイン)」の作画者さんがSIMANOの監修をつけての「自転車モノ」の新連載です。タイトルのツールは「ツール・ド・フランス」ってことみたいです。
父親が自転車選手?な主人公と友人。毎日うみっぺたの道で修行中で、主人公には「風を見る力」がある模様。
なんで、「ミスター味っ子」というよりは「焼きたて!!ジャぱん」というか、「ブラックジャック」というよりは「ゴッドハンド輝」というか、要は「超能力+努力」という感じの展開になりそうです。
しかし、自分自身が凄く自転車に興味があるわけではないので、小学生で「ツール・ド・フランス」の覇者に憧れる、という感覚がよくわからず、弱虫ペダルほどははまらないのかな?と思ったりも。
でも、まずは静観、ですかね。


ということで、
弱虫ペダル

熱血自転車マンガ。千葉在住のオタクの主人公は秋葉原に自転車で毎日通っていたため、凄い脚力。その力が自転車乗りたちに目をつけられて、自転車競技部に入部。合宿の試練を乗り越え現在インターハイに出場中。

現在は、序盤戦である「スプリントバトル」で、王者立海じゃなくてw王者箱根学園の選手と、主人公の先輩田所と友人鳴子が勝利!

やっぱ「生まれついての思考回路」ってのはあるわけで、あっこで「転ぶ」という発想をしないというのは「すごいな」というか「魅せているな」と思いました。

しかし、自転車のレースのことってよくわからず、今回のこの弱虫ペダルで初学習という感じなんですが、なんかおもしろいですな。全員で走る1つのレースなんだけど、チーム毎に団子になって走って、それぞれ「ステージとその得意選手」がいて、「ステージごとにバトル」ってことですよね? 男塾的というか、ハンター試験の団体戦(キルアが心臓抜いたり、クラピカが怒ったり、ゴンがろうそく消したやつ)というか、なんか不思議な感じですな。

そして、いよいよ次回?は主人公のトクイステージである山:クライマーのバトルになるわけですな。初心者坂道は多分いろいろ学んで驚いて勝負の厳しさを学ぶんだと思うんですが、私も学ぶ気満々でこの先を楽しみ待ちたいと思います。

そして最後に、お疲れ!アブ!アンディ!フランク!w


アブアブアブアブ!という、あの彼の掛け声は、自分の中の「繰り返し系の掛け声」の歴史に中で久々に、ボラボラボラボラ*1以来、すっかり空席になっていた「新人賞」を獲得しましたw*2


てなことで、最後はなんだか偏った視点のランキングの話になりましたがw今週はこの辺で。

*1:ナランチャ@JOJO5部

*2:魔王@サンデーの「おおおおお」のスゴイ連呼は含めないw