最近の最終回:AKABOSHI -異聞水滸伝-@週刊少年ジャンプ

チャイナでバトルで絵も繊細でいてパースも効いてて、封神演義を髣髴とさせる感じでしたが


途中でヤバイか? あ、でもアシさん募集してる!延命!べホイミ!(ベホイム、べホマじゃない)、とか、神田林冲といろいろ絡んでる!!! コレでもっと!? と思ったけど、戴宗のカタキが出たところで「ああ、やはり…」と思ったのでした。


で、私原作の方はキッチリしたヤツは読んでおらず*1、今回のハナシは旧知のヒトもいつつ(林冲とか魯智深ね)、主人公にはあまり馴染みがなく(ニア@デスノ似、という意味では既視感はあったけどw)、新規のハナシとして楽しませていただいていたのですが、ダメでしたか。


最後の最後で「コイツ知ってる!!」ってのがまた出てきましたが、ソレを視たときはすでに最終回フラグを感じてたしな…。


でも「異聞」という「ごめん、リスペクトしている風でいて、実は好き放題しちゃうわ、という宣言」を冠にしつつ、ちょっと「リスペクト元の素材である108人をベースにした魅力的なヒトをどんどん出して魅力的にするのか」なのか、「今いる人たちを「異聞」の名の元に好き勝手に無茶もありつつ魅力的に見せるシーン・エピソードをどんどん出して魅力的にするのか」が、なんか中途半端だったな。最後まで主人公のことはよくわからなかった。

リスペクト先から美味しいトコ取りすることもできず、かといって異聞の名を使って悪乗りもできず、という感じだな…。
手にした素材(水滸伝)がでかすぎたか? バランスって難しいですな。

ともあれ、これは「普通のまとめきれなかったマンガ」よりも難易度が高いハナシだよな、とは思ってます。
そういう意味では本当にお疲れ様でした、と思います。

お疲れ様でした!!!

*1:柴田錬三郎氏の筆によるメインキャラの「梁山泊に集うまで」のオハナシが人毎に描かれたモノのみ…

われら梁山泊の好漢 1 風雲篇 柴錬水滸伝 (集英社文庫)

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