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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。今日はイロイロやることしたし、歩いたし、呑んだしってことで既に寝ようかというテンション*1なんですが、とりあえず、コレはあげとこうと思いながら、呑んでます。はい。いい気分です。


週刊少年ジャンプ(52号):トリコ
週刊ヤングマガジン(52号):ケッチン
週刊少年サンデー(52号):ハヤテのごとく!
週刊少年チャンピオン(52号):弱虫ペダル


★★★感想


トリコ

島袋光年センセイバトルでグルメなマンガ(料理のバトル、ではなくモンスターが食材だったり、それを手に入れるバトルが起きる、ということ)。オハナシは、「数多のグルメな動植物がいる世界」で、確保が難しい食材を入手してくる「美食屋」の活躍を描くもの。
現在は超レア食材であるセンチュリースープ(その名の通り、100年に一度しか出会えない)獲得を目指し富豪のクライアントのもと集められたツワモノどもと、スープ探し。ソコに敵対組織である美食會もやってきて…

相変わらず、いろいろハッタリ上等でおもしろい今作。寒いとか寒くないとか、集団戦?とか、子供にもわかりやすい設定で、テンションは落ちてません。白塗りっぽい副料理長も癖がありそうだし、ピッコロオマージュ?もなかなかインパクトあるし。そして、ぼんやり読んでたんで気付かなかったけど、あの口から出てきたやつら、けっこうレベル高いのな(でもタンバリンとどっちが強いんだろうか?w)。
それはさておき、「リーゼント」も登場し(セツ婆のハナシもフリとして機能していたわけか。小松がナニがしかの鍵になりそうな感じもするな)、三つ巴の様相のセンチュリースープ編。この先が楽しみです。はい。



ケッチン

赤灯えれじい」のきらたかし氏の連載。幼馴染の「勉強が(比較的w)できる男子」「とろい女子」「ヤンキー男子」の3人組の群像劇。勉強男子のユウはバイクに興味を持ち、不動車のCBをゲット。クラスメートの女子やイケメン先輩+バイク屋オヤジも絡みつつ修繕中。とろい女子マコはファミレスバイトで、定時制に。ヤンキー男子シュウはとびだけど、先輩殴って職場放棄中。


前の赤灯もそうだったけど、あわてずじっくり見ていく作品だと思うんで、特に「今、どうだ」というのはないんですが、とりあえずユウのバイクが動いて良かったなぁ、と思いました。
おれも最初にゲットしたのは50だったんだけど、ソレは親に買ってもらったやつで、そのあと、バイトした金で、友達の兄貴からほぼ不動車の「ヤマハのMR」って50のバイクを買ったんだよね。高校生にして2台も持ってるって生意気だなぁと今思うけどw、ほとんど不動車だったんで、それがまたスグ故障するんだw 振動が凄くていろいろ落ちちゃったりとかw ソレを直すのが楽しいなぁと思っていたわけですが。今回のユウの展開は、そんな自分でいろいろいじったりなんだりした思い出が蘇っていて、とても懐かしく思ってみていて、それでもうすでにけっこう「ヤラレテ」いるので、なんでもOKですw 赤灯と似た空気ではあると思うけど、我ながらずいぶんな違いだ、と思います。

まぁ、今はシュウもターンですが、そろそろユウに戻るかな?
ともあれ、のんびり、楽しみに、静観、です。

そして、マンガと全然関係ないんだけど、妄撮ってエロいねw 前も見たことある気がするけど、モデルの差(脱いだら凄いんで素敵な「着やせ」的なギャップがポイント)なのかな?と思いました。



ハヤタは、見てるけど(コナン以上に見てるよ)、どうでもいいですw
今回、つくづく「やはりどうでもいい」と思ったよw
ちゅうか、オハナシ作りって難しいな、とも思った。
俺的には(マンガ内で見たハヤテの立場を自分に置き換えたとしても)ナギでもアーたんでもどっちでもいいから、単純にシゴトとして石は守るよ、と思うくらい感情移入できてないし。アーたん派ってどれくらいいるのかな? 立てロールフェチとか? でも、まぁ、そんなことはどうでもいいです。でもとりあえず、見てますよ。見ておきますよ。はい。



弱虫ペダル

もう連続巻頭さんだから、説明はリンクとか先週の巻頭さんを。

超ピンチの主人公、坂道。ドキドキの解決策は「100人抜け」と、これまたスゴイ解決策。


水の上を歩くには、落ちる前にもう片方の足を出して…、みたいなハナシじゃんw


精神論以外の何者でもないが、でも坂道が「ヒメッ ヒメッ」って言ってこいでるコマを見て、うるっときてしまいました。



ここで
「追いつきます先輩!」とか「すいません!役に立てなくて!」じゃ、ありきたりなんですよ。直球すぎて。



でも、坂道はもう「後悔」とか「懺悔」とかじゃなくて


もう、100人抜くことしか考えてない


と。


だから、テンションあげるための「ヒメっ!」なのですよ。



と、解釈して、出社前からうるっとしてました。



恐ろしい子


っていうか、超ポジティブ!偉い!!!*2

っていうか、奇しくも「いなくなっちまったモンはしょうがねぇだろ」っていう巻島とリンクするように思ったのです。「びりになっちまったもんはしょうがねぇだろ。じゃあ100人抜かねぇと」って。


先週いろいろ考えていたような「ミラクルな作戦」がないことがわかった以上、もう我々は応援するしかないので、もうああ、坂道がんばれ!!!と言いたいと、思います。
(多分ライバルの真波山岳に会うのも「上位のところ」でしか会えないんで、本当にトップ集団に追いつくまで独りのタタカイだと思うんでタイヘンだと思うけども(でもマンガだから、その辺ショートカットしちゃうのかな?)
でも、まあ応援しますよ。頑張れ!小野田坂道!


てなことで、今週はこの辺で。はい。

*1:Beatles Cartoon - I'm Only Sleeping - YouTube

*2:でも、まぁ、それでおっちゃんも頑張ろうかと思ったかというとそうでもなく、普通にソレはソレ、ってことでシゴトしてましたがw