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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。今年もコレで最後ですな。1年間漫画家の皆様、関係者の皆様、読者の皆様お疲れ様でした。来年も面白い作品をヨロシクです。


週刊少年ジャンプ(03・04号):NARUTO-ナルト-
週刊ヤングマガジン(03/04号):なにわ友あれ
週刊少年サンデー(4・5号):ARAGO
週刊少年チャンピオン(4+5号):範馬刃牙


★★★感想

NARUTO-ナルト-

パラレル世界での忍者活劇。忍者立国とも言うべき世界の中で、それぞれの国で協力したりなんだりという感じ。主人公は「九尾(あちこちの作品で見られる伝説の狐ですな)」をカラダに封じ込められたナルト。その力を使ったり振り回されたしてます。

現在は、国際的な?テロリスト集団「暁」を対峙せねばとサミット的会議が開催。そこに暁であるサスケ一派と、影の支配者うちはマダラが登場。各勢力のボスと対峙し人類補完計画月の眼計画の提案と、それを跳ね除けた五影に対し第四次忍界大戦を宣戦布告。暁VS五影勢力、のタタカイのヒブタがきって落とされました。

現状は、サクラの変な告白やら、干柿鬼鮫とキラービーバトルなどを経て、サスケVSダンゾウ。須佐能乎(スサノオ)を早速登場させてバトリますが、「あんな腕」を持っているダンゾウですんで、幻術バトルになりそう。
個人的にはイタチVSサスケの幻術合戦がイマイチだったので、あのような展開は避けたいけど、そういうわけにもいかんのかな?
それとも、スサノオをはじめ、天照と月詠もあるから、多少展開は変わるのかな?
いずれにせよ、「今のあのサスケ」とダンゾウのバトルなんで「容赦のないモノ」になりそうですが、一方のナルトの方はまだちんたらしてるし、まずは緒戦ってことで、とりあえずまだ静観、ですかな。



なにわ友あれ

平成初期の大阪を舞台に「環状族」とよばれる走り屋チームの抗争をネタにしたお話。「ナニワトモアレ」の第2部。荒くれチームを次々に討ち果たし、若手も加えて名が売れてきた主人公ぐっさん率いるTEAMスパーキー。今度の相手は喧嘩を売ってきた「ハッシュ」。グッさん考案による奇襲作戦も成功し意気揚々のスパーキーの面々。一方ハッシュに恨みを持つプレストも絡んできて…

ナルトは緒戦ですが、こちらは「バトルの納め方」も含めて考えているグっさんの「三つ巴」バトル。ハッシュのアヤちゃん(人殺し=殺める、でアヤちゃん)の正体もわかってきて「団体戦」という要素ばかりでもない感じ。いい意味での緊張感も出てきておりますよ。前に他のヤンキーマンガで「自宅急襲」ってネタがありましたが、「ソコまでやるの?」って恐ろしさがありました*1が、まさにソレの再現。あやちゃんおそろしいわ。
なんで、微妙にひいちゃってます。楽しくない。


ARAGO

ダレン・シャン」の作画担当の新井隆広氏による新連載。オハナシはやっぱりちょっとファンタジー系、だけどポリスアクション。幼少期に謎の殺人鬼パッチマンに見初められ両親を殺害された主人公。双子の兄は刑事になるものの、本人は無職?でパッチマンを追います。
しかし、そこで再び惨劇は繰り返され…。

コレもダレン・シャン的な「不可思議要素があるはず」「あの能力の正体は?」と考えると、イロイロ*2考えられますが、まぁ静観ですな。あまり残虐じゃなくて、不思議なオハナシにキタイしたいです。




範馬刃牙

言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。

現在は「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」との喧嘩も終え、ピクルは姿を隠し、いよいよ親子喧嘩が(今度こそ?)始まりそう。

「始まりそう」ってことで「オヤジ編」ではストライダムとの奇妙な友情を、「バキ編」では母の思い出を語ります。
正直、良くも悪くも「予想外」が多いバキなのでw妄想とかもしながら*3ぼんやり待ちますわ。


てなことで、今回はこの辺で。

*1:以前、伊集院氏がラジオで言っていた「自宅にデリヘルを呼んでおいてキャンセルできる人は肝っ玉が太い(意訳)」的なことに近い恐ろしさというか…って近くない?w

*2:パッチマンと主人公は血縁者とか、兄が他の人の体を使って復活とか、能力を持ったほかの仲間も登場とか、つかスコットランドヤードぬ〜べ〜?とか

*3:「23世紀になっても未だに史上最強と語り継がれるハンマユウジロウに1勝したと言われるハンマバキと戦いたい!(ハンマユウジロウと戦うと歴史が変わっちゃうけど、バキならOK!)」とか言って、未来から誰か来たりしても面白いかなw