発禁とUMAと軍隊と妖怪（ミイラ）
- 作者: 山口直樹
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
我が家のトイレに並んだタイトルを要約すると、このタイトルみたいな感じのコンビニ本＋コンティニュー*1＋水木氏系*2などなどな感じで、ずらりと並んでおります。
で、今回はこの「妖怪ミイラ」本。
日本各地の「妖怪のミイラ」を取材しております。みなさんご存知のアレとかソレとか。それらの由来とか、由来の想像とか、なんだかんだと語っております。当然のように、そういうのが好きな方にはたまらないはずです。そういう方にオススメ。
で
その存在はつかささんトコ*3で存在を知りましたが、多分知らんでも買ってたｗ
で、作中で筆者の方もおっしゃってますが、「それがホンモノかどうか」って、あまり重要じゃないですヨネ？
我々も初詣とか、お寺さんとか、なんだかんだ行くけど、その鏡なり、木像なり、なんなり、「ソレが（いわゆる人格を持った、願いを託す対象である）本当のカミ様ホトケ様だと思ってないよね？」
っていうのと、近い気がするんです。一緒にするのも乱暴かと思うんですが。
という意味で、これまた作中に出てくる某事例にあった「ホンモノじゃないけど、でも信仰の対象だから評価する」的な判断もあり、ソレは正解!!（あるいは「正解のうちのひとつ」としてアリ）だと思うのでした。
それにしても、龍のミイラは、頼朝のしゃれこうべ並に小さかったｗ 可愛かった。
そして、やっぱこういうの面白いなぁ、と思うのでした。
次もいい感じのこういう本に出合えたらいいですな。
*2: 墓場鬼太郎 (1) (角川文庫―貸本まんが復刻版 (み18-7))
