竹光侍(8)
竹光侍 8 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: 松本大洋,永福一成
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/04/28
- メディア: コミック
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上手く説明できるかわかんかいけど、この竹光侍の剣戟シーンって、「紙芝居」的な<お話を説明する上で必要な絵・構図を見せる>っちゅーんじゃなくて、「映画の予告編」とか「ゲームのデモ画面」とか「プロレスの煽りV」(例示が偏っててしませんw)で使われるカットイン的に「かっちょいい時間を切り取る」って感じがするんだよね。
あとは「見せない上手」というか、説明(絵)を減らすことで、コッチに判断させる余地を多めにして、脳内補完でより「読み手好みの解釈」を発生させて、よりいい印象に仕上げる感じ?
過去の一連の作品での「動き」でもそうなんだけど、やっぱ松本大洋作品って、そういう感じなのだなぁ、と。
で、オハナシですが、見事に大団円。きっちり因縁回収+数年後のみんなにも再会できて、よござんした。
おもしれえなぁ。個人的に時代物が好きだし、ボンヤリとした空気+ヒリヒリとした剣戟に松本氏の作風がすごくマッチしていたと思うし、今までの松本大洋作品の中で一番スキかも。
もう1回最初から読もう。