あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇
- 作者: あさりよしとお
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/04/22
- メディア: コミック
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あさり氏についてことさら詳しいわけでもないのですが、帯にある「重箱の隅」というコミックエッセイが「あの」という言われ方をしており、「ファンのみなさんの間では有名なモノなのですね?」と思いつつ読んでみる。
巨大掲示板がメジャーになって以降、様々なメディアで裏側の情報が開陳される現状から見ると、ココでの主張*1は「毒」というよりは「辛口批評」という印象ですが、これらがリリースされた時期には斬新、だったのだろうなぁ、と思うけど、そういうことでいいのかな?
ともあれ、知っていることも知らないこともあり、情報的には新鮮。
そして、ココに含まれる作品の中で「これぞ毒!」というのは冒頭にも書いた「築地野うなぎちゃん」。
コレはOKなんだろうか? まぁ、OKだからココに掲載されているんだろうケドw
愛なのか、悪意なのかは不明。
そして、ココのうなぎちゃんR、とかうなぎちゃんR鵺編、って「総門谷*2のパロ?このあたりの背景も気になるw」
ということで、「誰でも楽しめる」って感じじゃないかもしれませんが面白かったです。
*1:ゲーム、アニメ、テレビといったあたりの業界の「モノの作り方」の実情を憂う。1993年〜1995年近辺のことらしい