あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇

あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇 (リュウコミックス)

あさりよしとお短篇集 毒入り錠剤篇 (リュウコミックス)

カプセル編をアチコチで見かけたので、購入したかったけどタイミングが悪かったのか、見当たらず、そしてこちらを購入。確かに毒入り。築地野うなぎちゃん、はすごかった。


あさり氏についてことさら詳しいわけでもないのですが、帯にある「重箱の隅」というコミックエッセイが「あの」という言われ方をしており、「ファンのみなさんの間では有名なモノなのですね?」と思いつつ読んでみる。

巨大掲示板がメジャーになって以降、様々なメディアで裏側の情報が開陳される現状から見ると、ココでの主張*1は「毒」というよりは「辛口批評」という印象ですが、これらがリリースされた時期には斬新、だったのだろうなぁ、と思うけど、そういうことでいいのかな?

ともあれ、知っていることも知らないこともあり、情報的には新鮮。


そして、ココに含まれる作品の中で「これぞ毒!」というのは冒頭にも書いた「築地野うなぎちゃん」。
コレはOKなんだろうか? まぁ、OKだからココに掲載されているんだろうケドw
愛なのか、悪意なのかは不明。
そして、ココのうなぎちゃんR、とかうなぎちゃんR鵺編、って「総門谷*2のパロ?このあたりの背景も気になるw」


ということで、「誰でも楽しめる」って感じじゃないかもしれませんが面白かったです。

*1:ゲーム、アニメ、テレビといったあたりの業界の「モノの作り方」の実情を憂う。1993年〜1995年近辺のことらしい

*2:http://bit.ly/acq188