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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。最近加速している「健康志向」+「バイクの乗るぞ」運動。その分録画チェックとかが滞る。やっぱ時間て有限だ。って、別にサボった言い訳じゃないですが、2週分をさくっと。


週刊少年ジャンプ:(26号)家庭教師ヒットマンREBORN!/(27号)ぬらりひょんの孫
週刊ヤングマガジン:(26号)彼岸島/(27号)三億円事件奇譚 モンタージュ
週刊少年サンデー:(27号)KING GOLF-キングゴルフ-/(28号)神のみぞ知るセカイ
週刊少年チャンピオン:(27号)バチバチ/(28号)元祖! 浦安鉄筋家族


家庭教師ヒットマンREBORN!

突然家庭教師を名乗る幼児にイタリアンマフィアの跡継ぎだといわれたダメ中学生(日本人)。その幼児は実は天才家庭教師で、死ぬ気でやる気を出させる「死ぬ気弾」を打って、主人公をサポート。ギャグマンガから「友人たちとタッグチーム結成型車田正美的、ゆでたまご的チームバトルマンガ」に変化。現在は、いよいよ主人公のマフィアの10代目継承式が行われることになり、ボディガード役のファミリーや、敵対するファミリーも出てきて…。


未来編より素直に背景が理解できる継承式編。謀略があったとしても、わかりやすい。やっぱバトルモノは変に設定がややこしいよりシンプルな方がいいね。また、エンマもいい味出してるし興味深いです。
それに、こういう方が素直に新キャラをサクサク出せてアレコレ商売的にもいいのでは?と思ったり。さらに邪推するなら「リングあたりのグッズ系」の売れ行きがイマイチで、キャラ増やしてプリント計のグッズに集中させた方が在庫がはけやすい、とかあるのかな?とか。まあ、買うわけでもご相伴に預かるわけでもないし、まぁいいか。



ぬらりひょんの孫

主人公は妖怪と人間のクウォーターの中学生という血筋と、妖怪勢力は「任侠集団」という形態、という設定のこのオハナシ。最初は「同級生に正体がばれないように、身の回りで怒る怪異・妖怪を退治するオハナシ」でしたが、最近はバトルモノ・陣取り合戦に。
現在は関西方面に羽衣狐なる超大物(白面のモノ、ってことでいいのかな?)が登場し、東北・遠野での修行で仲間をゲットし関西に乗り込むものの、関西勢最強の?土蜘蛛にやられまた修行を!


ようやく、畏とか百鬼夜行とかわかってきた。そんで、土ぐも退治できそうな感じでいい感じ。しかし、羽衣狐との最終バトルの前に、もうひと苦労しないとハナシ的にはアレだよな。ということで、「人間(陰陽師)と絡む」のか?「くりりんのことかー!!的怒り」なのか? なんなのか?とりあえず静観。



彼岸島

旧日本軍の開発した「吸血鬼ウィルス」に汚染された島を舞台にしたホラーアクション兼、吸血鬼軍団との戦いを描いたバトルモノ。主人公は吸血鬼軍団に対するレジスタンス的な組織んの中心人物になり、真っ向勝負。現在は、敵の本拠地のひとつ(五重塔)を攻略し敵の首魁雅との壮絶バトル


シュールなモンスター、トンでも(ご都合)展開、ハァハァ、な彼岸島なわけですが、今回の五重塔での雅とのバトルはまさに、その最高到達点の一つであると思います! 超馬鹿馬鹿しいでの良かったら見てね、という感じ。



三億円事件奇譚 モンタージュ

「RRR(ロックンロールリッキー)」や「代紋TAKE2」の渡辺潤氏の新連載。表題の通り「三億円事件」を現代から解き明かす風なオハナシ。


まだ説明段階で、オハナシの良し悪しはまだわからんです。犯人・事件についてはいくつか説がありますが、ドレを選ぶのか、どう描くのか、その辺りも気になりますが、まだ静観、ですな。



キングゴルフ

ヤンキーが主人公の高校ゴルフモノ。ヤンキーだけど実は素質があって、な王道モノ。
日々成長する主人公ですが、現在はドラコンに挑戦中。帝王と呼ばれる王者に喧嘩を売って、今まさに最終決戦。


ホントにホントの王道だし、天才肌だし、苦難にあんま合わんし、個人競技だし、正直ゴルフに興味ないし、必然が弱いし、「負けてもよくね?」とか思っちゃうので、イイハナシではあるんだけど、特にコメントも無いんだよな。
やはり、「最後の夏!」とか「先輩の悲願の!」とか、そういうエッセンスって大事だな、と思った。



神のみぞ知るセカイ

現実<リアル>を否定するオタク主人公による恋愛マンガ。恋愛ゲームのセカイでは落とし神と呼ばれる主人公だが、リアルな女子は全然ダメ。でも、うっかり悪魔(主人公もうっかりだけど、その悪魔(女子)もうっかりさん)との契約を結んだために、リアルな女子を口説くはめに。現在は、駆け魂に憑かれた少女が巨大化し、美少女悪魔が総出で確保しようとしますが…


オハナシが「目先の問題解決」が2周目になり、同時に「大きな謀略」のようなモノも出てきて、オハナシが複雑化してます。でも、ネタとしては、今回の「巨大女子」のように奇抜な展開で面白さは維持。上手ですなぁ。と、ぼんやり感想です。



バチバチ

いっぽん!」の佐藤タカヒロ氏の相撲モノ。横綱クラスの実力を持ちながら素行不良で角界を追われた火竜。その遺児、主人公の鯉太郎は、空流部屋から角界に殴りこむ。現在は無事デビューし、同期のライバルもできました。前は一蹴されたけど、今回は!?


どうやら同期のライバルにも「複雑な過去」がある模様。まぁ王道っちゃ王道だけど、この先どんだけこの手でいくのか?
前にも思ったけど、オハナシの展開が気になります。勝負は、まぁ、相撲という素材なんで、勝負数そのものも多いんで、勝っても負けてもどっちでもいいと思うけど。



元祖! 浦安鉄筋家族

千葉県浦安市に住む大沢木家と、その周辺の人たちのドタバタギャグ。
今回は連載400回記念の巻頭さん。そして、100回区切りのアノ企画が!!!


始めた当事は、バキの最大トーナメント編のパロディだったと思うんだけど、もう十分と思ったのか、今回意外な展開!面白かった。この展開は次回も気になるわ!!! ではあと100回後にw


てなことで、サクサクっとですが、この辺で。