0627

マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。6月ももう終わりかぁ…早いなぁ。もう夏だな、夏なんだな(By ハイロウズ

週刊少年ジャンプ(29号):トリコ
週刊ヤングマガジン(29号):好色哀歌 元バレーボーイズ
週刊少年サンデー(30号):国崎出雲の事情
週刊少年チャンピオン(30号):範馬刃牙


トリコ

島袋光年センセイバトルでグルメなマンガ(料理のバトル、ではなくモンスターが食材だったり、それを手に入れるバトルが起きる、ということ)。オハナシは、「数多のグルメな動植物がいる世界」で、確保が難しい食材を入手してくる「美食屋」の活躍を描くもの。現在は超レア食材であるセンチュリースープ獲得を目指し仇敵美食會とのバトルを展開。スープを獲得するも腕を失ったトリコは脅威の治療で「腕が再生」。そして、調理人小松は自らの手でセンチュリースープを作ることに成功した!


今回は、諸々の過大クリア後+連載100回、ということで巻頭さん。
流石にめでたい回ということで、珍妙グルメ生物や、仲間が集合しつつ、素敵なお菓子の家が登場。
いろんな夢も盛りだくさんで、最後は仇敵美食會のボスも登場して、ワクワクが続きますな。


さて、そんなオハナシもあるんですが、今回なんとなく思ったのは「腕再生」について。

ココ最近で言うと、このトリコだけでなく、バキのピクル編では愚地克巳と烈海王が「カラダを喰われ」てそのまま/義足になってたり、ハンター×ハンターではゴンさんの腕がやはり千切れていたり、ということがありました。

過去、なくなったカラダへの対処法はいくつかありました。

 ・武器をつけちゃうのはコブラ/岩鬼将造(極道兵器)
 ・ヒトから奪って自分のものにするのはアシュラマンキン肉マン)。
 ・あっさり再生させたのはピッコロさん(ドラゴンボール)。
 ・さらに、死んじゃってもあっさり生き返られたのは同じくドラゴンボール
 ・「王大人の治療でなかったことになってる」のは男塾。
 ・義手を使うのはジョセフ・ジョースタージョジョの奇妙な冒険)/ヴァッシュ(トライガン
 ・血液?で代替させたのは婦警ことセラス(ヘルシング


さっと思いつくのはコレくらいなんですが今回のトリコは「医療・治療的再生」という方法を取りました。

イメージとしては寄生獣の終盤(ミギー喪失?のあたり)を彷彿とさせる感じでしたが、良くも悪くも「世界観にあった解決法」だったと思います。
義手ってのも、トリコの世界ならアレコレ面白そうだったけど(調味料が入ってるとか、フードプロセッサになるとかw)、やはり「今後ももっと成長するはずであろうバトルモノ」だし、肉体再生が、グルメ細胞というギミックも使えるし、よかったってことか。


で、ハナシはずれるんですが、そういう意味で明るいファンタジーのトリコだから良くも悪くも能天気に「再生したー!やったー!わーいわーい!」で済んでますが、ハンターのゴンさんの腕が心配。



好色哀歌 元バレーボーイズ

決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わり、主要キャラにもさまざまな出来事が。シリアス路線も加わって進行中。現在は、様々な不安要素が進行中の中、借金苦で行方不明だった赤木の両親を発見。しかし、父親は急逝。母親は新しい恋人とアメリカへ旅立ったのでした。


恒例の感想「禍福は糾える縄の如し」な作品。
もうそろそろ「福モード」でいいのでは?と思うけど、懸念は宮本んちの娘だけど、ママがあれだし、もう宮本んトコロは大丈夫か…とか考えるとやっぱもう大丈夫そうに思うけど、どうなるのかな? 「禍」は赤木の貞操の危機くらいで済めばいいなぁw



国崎出雲の事情

歌舞伎の女形モノギャグマンガ・美形男子の主人公が、その美貌で人気者になったりなんだりというハナシみたいですが、この手のネタが苦手なんでw 最近飛ばし読み。「アレコレばれてない」という設定がさらにダメな感じで相容れない…。



範馬刃牙

言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。
現在は「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」との喧嘩も終え、そろそろ親子喧嘩が(今度こそ?)始まる?と思ったら烈海王の「リングにかけろ!」がスタートw


まぁ、烈のスキル+挑発で「ボクシング界激怒」的展開も、なんとなくルーチン化してきまして、なんとなく惰性な感じアリ。
ココのハナシがどう決着して、どう親子喧嘩につながるのかなぁ。
静観。


そして、個人的には先週の巻頭さんでの弱虫ペダルの予想が当たって、小躍りしました。


てなことで、あっさりですが、この辺で。