G1クライマックス2010 決勝戦観戦

毎年恒例、G1の決勝戦観戦記。いつもアレコレお世話になるカクトウログさんは不在。嫁と二人で会場へ。
でも、もうアレコレなれて、まずは新宿のデパ地下で旨いもん買って両国へ!!


G1 CLIMAX Bブロック公式戦
[1]永田裕志 vs 高橋裕二郎
×永田裕志(5分28秒、ムーンサルトプレス→片エビ固め)高橋裕二郎

小憎らしい感じもあるものの、愛嬌もあるノーリミット裕二郎、つか高橋裕二郎。まぁ、格の差を見せ付けてやってくださいよ、永田さん!!って感じで見てたら、アレアレ?ってな感じで敗戦。まぁ、永田さんは無冠の(無官でもいい)帝王だからいいのだ、と納得した。



G1 CLIMAX Bブロック公式戦
[2]中邑真輔 vs 潮崎豪
中邑真輔(30分00秒、時間切れ引き分け)潮崎豪

私的に本日のベストバウト。
帰りに「アノ試合が他所で見れます(意訳)」的な販促をしており、進行、結果にも別の意味で納得。
でも、双方のよさがいい感じで出て、かつキッチリ受けあい、対抗戦ってだけじゃない「ざけんなテメェ」的な対抗心も出ていて、とってもいい試合だったと思います。潮崎も、けっこう新日に出てるから把握してるし、当然中邑はむちゃくちゃ注目してるし、すごく良かったです。
来週ワープロで見れるのかな?



G1 CLIMAX Bブロック公式戦
[3]後藤洋央紀 vs 小島聡
×後藤洋央紀(12分09秒、ラリアット→片エビ固め)小島聡
※小島が優勝決定戦に進出

会場に入ったとき、歴代の決勝戦を流していて、当然おととしの試合も流れてて、後藤の大抜擢的Vも懐かしく(でもちょっとほろ苦く)見ていましたが、今回の試合見直しVで、あの「くるくる回る固め技(足極めエビ固め?)」がすげーすげー!と嫁と見ていたんですが、結局それを見れず残念。で、コジがね…。後藤、残念…。



G1 CLIMAX Aブロック公式戦
[4]矢野通 vs プリンス・デヴィット
矢野通(7分26秒、鏡割り→エビ固め)プリンス・デヴィット×

デビの最近の大活躍を見たり、通常見れない組み合わせ、ということで凄く期待。そしたら、双方ともいい意味でそれぞれの持ち味を出していい感じ! 結果は残念ながらデビのマケでしたが、奮戦してましたし、いい試合でした。つか、今回のG1のデビの試合全部見て見たい気持ちになりましたよ。



G1 CLIMAX Aブロック公式戦
[5]中西学 vs 内藤哲也
×中西学(10分52秒、前方回転エビ固め)内藤哲也

なんか、何度もおんなじことを言っている気もしますがwコレも双方ともいい意味でそれぞれの持ち味を出していい感じ! つか、いつもどおりの中西に、おちゃらけ系内藤がしっかりあわせ、受けも受けたり、かつ、小憎らしく面白いジェスチャーも交えつつ「巨漢相手」に自分らしさを出して試合を盛り上げます。これも面白かったなぁ〜。


G1 CLIMAX Aブロック公式戦
[6]真壁刀義 vs 棚橋弘至
×真壁刀義(11分58秒、後方回転脚折り固め)棚橋弘至
※棚橋が優勝決定戦に進出 試合後に乱入した田中将斗が真壁に弾丸エルボー

ある意味コレは「最近、いつもの感じ」とも言えなくもナイ感じ。試合が始まって、「そういや最近、真壁チェーンでラリアットしてねぇな」とかぼんやり思ったりしていたんですが、双方「決勝」を意識してか「受け」が少ないように感じました(他の試合に比べて)。まぁ今考えるに、それぞれ事情があったのだろうなぁ、と思うわけですが、でも、そんな気持ちもあって(+IWGP持ってるやつがG1優勝はないな、とも思ってたし)、この試合は展開も、結末もイマイチ乗れませんでした…。


スペシャルタッグマッチ
[7]井上亘&ストロングマン vs “ザ・マシンガン”カール・アンダーソンジャイアント・バーナード
井上亘&×ストロングマン(8分20秒、エビ固め) “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン○&ジャイアント・バーナード

ストロングマンの試合を生で見るのは初めてなんで、期待してましたが、凄いねアレ。ドラゴンボールとかに出てきそうな四角いブロック状のマッチョ!(北斗の拳とか男塾じゃなく、あくまでドラゴンボールの筋肉)。そしてキャラを生かしてのバーナードとも絡んでいい感じ。でも、やっぱ「力比べ」の域と「駆け引きが重要な試合」という域の両方を行き来するような「イマイチ<駆け引きが面白い>とは言いがたい」ような印象もありました。つか、初めてストロングマンの試合を見る私が、その力比べに必要以上に目が行っちゃっただけかもしらんけど。



G1 CLIMAX スペシャ6人タッグマッチ
[8=セミAKIRAスーパー・ストロング・マシン長州力 vs タイガーマスク川田利明天龍源一郎
×AKIRAスーパー・ストロング・マシン長州力(8分17秒、飛びつき回転腕折り固め)タイガーマスク○&川田利明天龍源一郎

まぁ、お祭り、なのかな?
レジェンドチームで天龍攻めたり、なんかタイガーマスクが張り切ってたり。
そして、川田は、ふとお店のことを思い出したり。
麺ジャラスK (メンジャラスケー) - 成城学園前/ラーメン [食べログ]
まぁ、お祭りってことでって、印象。まぁ。そういう目で見てしまっていた自分もいたんで不当に評価が低いかも知れない。



G1 CLIMAX 優勝決定戦
[9=メイン]小島聡(Aブロ1位) vs 棚橋弘至(Bブロ1位)
小島聡(Aブロ1位)(21分25秒、ラリアット→片エビ固め)棚橋弘至(Bブロ1位)×
小島聡が『G1 CLIMAX』初優勝

「削りあい」というリアリティではこの上もなく納得の展開なのだが、「なんか期待してなかったすげーこと」を求めてしまうと、私の中では本日の第二試合の中邑潮崎戦が蘇ってきてしまい、ちょっと物足りなく感じてしまう。
つか、もともとあまりコジ好きじゃないしw かといって棚もそんなに好きじゃないし*1、っていうか大前提として「この二人の試合はアレコレ見た上での波長が合わない」って判断だから、そりゃさ、オトナが何年か齢を重ねてきた上での判断が下さされいるのに、その試合見る、ってことはそういうコトですわな。
なので、そもそも「組み合わせとして」、私にも選手達にも残念。結果も「納得はできる」けど、「魅了はされなかった」というのが正直なところかなぁ。でも、壮絶な試合ではあったのですよ。本当に。リアリティという点ではとても納得できましたよ。永田さんの試合とかよりはw

しょうがない。そういうこともあります。



てなことで、私の今日の総括は、第二試合が良かった。
来週のワープロでぜひ流して欲しい。だけど次の試合は観に行かない可能性大、って感じです。



いつもカクトウログさんが解説してくれたり、観想に対して別観点の感想やフォローをいただくんですが、今回はソレが無く、自分の言いたいことだけ言ってるんで、ちょっともやもやした感じですが、こんな感想です。はい。

*1:正確にはポッドキャストを聴いて、ちょっとこのヒト違うかも、と思った。やっぱ人間て「秘密の部分」もあった方がいいんじゃないかな、って思った