どうぶつの国(3)
- 作者: 雷句誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: コミック
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現在は、2巻で提示された、恐らく作品全体に通じるであろうテーマ「食べる」というコトについては、「草食動物は農業をする」「肉食動物は魚を食べる」という解決策が出て、主人公タロウザの周辺では安定運用されている模様。
さらにタロウザの能力「話す=複数の動物の言語を聞き分け、話す」のおかげもあり、コミュニティとしても上手く連携できているようです。
しかし、ソコに、(これも2巻で登場済みですが)「ライオンに育てられた人間の女子」が登場します。
そんなわけで、必然的にタロウザたちVSライオン(肉食動物)という対立構造が発生するわけですが、ココで、単に対立構造にならず「緩い敵対関係」になるのが雷句節、という感じで楽しい。
男女の課題は先送りですが、この先単純な対立構造じゃ終わらないだろうし(なんでこの世界に二人は来たのか、ってハナシもあるもんね)、どうなるのか、楽しみです。
オススメ。