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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。昨夕早々に呑み始め早々に撃沈。その分早く起きたんで更新。しかしワンピースの存在感は凄い。ジャンプの価値がぶわっとアガる。

週刊少年ジャンプ(44号):ONE PIECE
週刊ヤングマガジン(44号):三億円事件奇譚 モンタージュ
週刊少年サンデー(45号):神のみぞ知るセカイ
週刊少年チャンピオン(45号):バチバチ


ワンピース

言わずもがなの海賊マンガ。過去の経緯の詳細はリンクを。

現在は、ルフィの兄エースの処刑をめぐる海賊白ヒゲVS海軍VSアレコレの大バトルの後、海軍本部を挑発するようなコトを起こしてわざと新聞沙汰になり、その記事を通じ2年後の再会を一味に告げ、みんなで多分修行中だったはず。そして、いよいよ再会の今回。みんな成長して再会なのか?


今回連休ってことで、もうこの次のジャンプも読んじゃったんだけど、みんなパワーアップしてんなぁ、すげぇワクワクする。
2号分読み直しちゃった。
そして、某暴走族マンガで出てくるとパターンのw「偽者」っぷりも微妙すぎて面白いし、チョッパーとウソップは微妙に見分けついてないボケっぷりもなかなかw しっかし、大事を起こさないと新たな出発の演出として成り立たないし、この「偽者発端の大騒動」いいギミックだと思いましたよ。面白いなぁ。

そして、蛇足だけど、2個気になるのが、ゾロの目の疵が、この号と最新号で場所が違うんだが、ネタなのかなんなのか? あとは新しい仲間が増えるという噂もあったが誰なのか(航海中にジンベエと再会か?)、それが気になるw

ともあれ、お帰りルフィ! 9人の海賊たち!



三億円事件奇譚 モンタージュ

「RRR(ロックンロールリッキー)」や「代紋TAKE2」の渡辺潤氏の新連載。表題の通り「三億円事件」を現代から解き明かす風なオハナシ。育ての親が疾走し、幼馴染のその娘と逃亡生活をする主人公。付けねらう殺人警官、そして協力してくれてるけどなんか知ってそうな知人のお兄ちゃん、それに新たに何人か絡んできて…と、なかなかなサスペンス構成。


主人公がコドモ(高1)というコトもあり、結構条件厳しい感じの逃亡劇なのですが、なんとか周囲の力を借りて掻い潜っております。でも、こっから大逆転?って感じでもないし、ある意味本当にドキドキするんだけど、ゴールでスカッと解決!って感じになりそうもなく、「サスペンス」としては上々なんだけど、オハナシとしては好みではない感じ。
難しいですな。



神のみぞ知るセカイ

現実<リアル>を否定するオタク主人公による恋愛マンガ。恋愛ゲームの達人という腕を生かし?悪魔に頼まれ悪霊的なものに取り憑かれた女子を攻略中。現在は、攻略した女子の中に「女神(本来攻略したことを忘れているはずだけど覚えている)」がいるということで、捜索中。


徐々にアレコレ不思議な存在が「校内に」という感じに。そして微妙にジャンプのべるぜバブでも、同じような感じになってきて(それいったらブリーチの死神のみんなが転校してきたときもそんな感じか?w(ちょっと違うか))、まぁ、王道だわな、って感じだね。そして、女神は単なる同級生ではなく、アイドルの子なのでした! ハナシは派手な方が面白いから、ちょっと楽しみにしておりますよ。



バチバチ

いっぽん!」の佐藤タカヒロ氏の相撲モノ。横綱クラスの実力を持ちながら素行不良で角界を追われた火竜。その遺児、主人公の鯉太郎は、空流部屋から角界に殴りこむ。現在は無事デビューし、同期のライバルもできました。今は部屋の先輩の因縁の相手との勝負中。


先輩の因縁の相手がいやらしいんだわ。本当にムカつく。ちゅうか、すっごく丁寧にネチネチ描いているんで、もう、これは敵の作者の術中にはまっているかw しかし、勝負モノは敵が憎たらしければその分面白くなるのも事実。この次ボコボコにしちゃれ!と思うよ。



てなことで、今日はこの辺で。