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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。先週はプチ旅行行ったり、バタバタだったので今回は2週分をさくっと。

週刊少年ジャンプ:47号 スケット・ダンス/48号 BLEACH
週刊ヤングマガジン:47号 女神の鬼/48号 彼岸島 最後の47日間
週刊少年サンデー:48号 マギ/49号 鋼鉄の華っ柱
週刊少年チャンピオン:48号 範馬刃牙/49号 毎度!浦安鉄筋家族


SKET DANCEスケットダンス

高校を舞台にした「なんでも屋」さん3人組のオハナシ。

テンション的には緩いタイプのギャグなのに、キャラがいい感じで増えたり、悪ふざけは過剰だったり、なんとなく「究極超人あ〜る」に近いよな親近感もあったりなんだりで、にぎやかで楽しい感じです。今回はテレビアニメ化ということで巻頭さんですが、この作品の「間」って、アニメでどうなるんかね?
あと気になるのはスイッチの声。声優さんはキャストは無くて、「PCボイス」ってクレジットされるんだろうか?w
でも楽しい作品だし、好きなんで、よかったね、と思いました。



BLEACH(ブリーチ)

死神というオシゴトをしていた高校生のハナシ。

死神世界だけでなくこっちの世界もひっくり返るようなバトルがありましたが、それも終了し、その振り返り+開始編。まだ、面白いともなんともわからんね。しかしハナシのタイプ的に敵の肩書きが変わって、ハッタリかまして、仮面かぶって、角が生えてって展開は変わらんと思うけどね。



女神の鬼

広島ヤンキーの街や矯正施設的場所での抗争バナシ。

簡単説明で、上記のように「広島」という言い方をしましたが、どうやら他のエリアの「鬼(=ヤンキーという範疇ではくくれない破壊的なヒト)」も参戦予定の様子。前の「莫逆家族」でも、一見不良漫画風だけど、悪って何?的なテーマが描かれてましたが、このハナシでもそういうテーマが描かれそう。「悪者に描かれている、島の運用者のあのじいさん」だって、市井の一市民にしてみたら、そっちにメンタリティは近いとも言えなくも無い。というわけで、エンタメフィクションとして楽しみつつ、微妙に現実社会のことも考えつつ、読んで行こうと思います。



彼岸島 最後の47日間

吸血鬼が支配する島にきてしまった若者達のサバイバルバナシ。

で、今回の新シリーズで初心者がまた来ましたが、「だからいわんこっちゃない」という、既に島を知っている人間にしてみたら、いい意味で突っ込みどころ満載。悪い意味で下手な焼き直しで、あんまり面白くない。早くアホアホバトル展開になって欲しい。



マギ

アラビアンナイト的世界観でのファンタジーバトルモノ。

酷い王政をひっくり返し共和制をうたったものの、悪の組織のパワーを使って敵が反撃、という、いわゆるヒーロー的主人公のファンタジー的動きが今風王道展開でもありつつ、なんか国政的動きもあって面白いこの作品。
ウーゴ君の動きとかも気になるし、じっくり楽しみたいと思います。



鋼鉄の華っ柱

急に一族の会社が倒産し没落した令息の巻き返しモノ?

これまで、ヤンキーを中心に侍やら、元男子な女子とか、ちょっと変わった主人公が独自のポリシーを突き通す、というオハナシが多かった西森作品。例えば、天使時の「性差」、侍時の「カルチャーギャップ」、そしてお茶の時の「あまりに違う文化(茶道)との交流」、というあくまでカルチャーギャップで「理解すりゃどうにかなる」って世界だったんですが、今回は「金が無い」という、物理的とも言えるギャップ。コレを今のところ「心の中で勝つ」「口でやりこめる」という勝負で勝利。この先どんな展開になるか、楽しみです。はい。



範馬刃牙

超メジャー格闘モノ。

とりあえず、延び延びの親子喧嘩ですが、躊躇するバキにヤンキー千春がつっかかりますが、まぁ「悩んでんじゃねぇよ」ってことなのかな? 正直オモシロクナイ。逆に海王のボクシングが、なかなかスリリングです。前のときの「グローブの武器化」はそうとう面白かったw こういう本筋とは別のところですげー楽しいことがあるから読んじゃうんだよな。



毎度!浦安鉄筋家族

超メジャーギャグマンガのタイトル巻き替え再出発。

個人的注目ポイントは「表紙にもシールにも星くんが出ている」ということ。作品中、アレコレ「1回だけ?」と思われるゲストキャラが複数いますが、星くんだけがなんで今、このリニューアル時に?と思ったのでした。つか、表紙は金子先生を差し置いてるw
そして、リニューアル冒頭のネタは、ちょっと面白かった。
てなことで、今後も楽しみです。

てなことで、このへんで。