ひとたびはポプラに臥す(1)〜(6)

ひとたびはポプラに臥す(1) (講談社文庫)

ひとたびはポプラに臥す(1) (講談社文庫)

作家宮本輝氏のシルクロード紀行文。帰省中、シルクロードのハナシになり、義母の勧めで読んでみた。


別に宮本輝氏に耽溺しているわけでもないのですが*1、読んでいるうちになんとなく氏の人となりもわかってきて、いつのまにやらとぼけたおっちゃんたちの楽しい珍道中的な感じになり、楽しく読めました。

同時に、ハナシの端々に、横断することになる某大国のしくみへの共感すべき批判やらなにやらもあり、そういう意味でも、飲み屋で意見の合う知らないおっちゃんと友達になっちゃう的な部分もあり、それも面白かったです。


ああいう旅行もしてみたいなあ〜

*1:多分、初期の「○○〜川」位しか読んでないと思う