麗島夢譚(3)

麗島夢譚(うるわしじまゆめものがたり)3(リュウコミックス)

麗島夢譚(うるわしじまゆめものがたり)3(リュウコミックス)

帯にもあるとおり、台湾をめぐって各国が争う状況なんですが


なんか描写がほんわかしているというか、キャラ同士が悪い意味で馴れ合っていて緊迫感が薄いというか、悪い「ゆるさ」が感じられます。コレは「ハナシのノリ」なので、まぁ、好みなんかもしれないけど。

しかし一方で、オハナシは急展開。
ぶっちゃけ前の巻で「武蔵」がいなくなり「養子として高名な伊織」と「このオハナシの主人公伊織」の関係の想像とかも収束して、わくわく要素が減ってました。つか、もともと私のモノガタリ全体のの咀嚼力の話かもしれないけど。

しかし、この3巻で天草四郎も役割が改めて明確になり、これからもともとのテーマが描かれていくのかな?と改めて期待しております。でも、まぁ、ノリの話もあるので静観、かな。