月光条例(13)
- 作者: 藤田和日郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/04/18
- メディア: コミック
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でも、読んだところ収録でした。
だけど、思うところがあるのでコメント。
読み手・受け手として「悲劇をあえて読む・見る・聴く」という習慣はないため、昨今の「泣かせるために作られた作品」ってのはほとんど「近づかない」んで*1、チルチルの意見には基本賛成。
で、「キジも鳴かずば…」は、教訓的な意味合いもあるかもーと、と思いつつ
「マッチ売りの少女」は、「やっぱ意味なくね?」と思う。でも、<母親の「代理葬」>的な意味で「誰かに言いたい気持ち」はわからないでもない。でも、ここまで世界的に?日本的に?メジャーになる意味が、ちょっとわからない。人は他人の不幸がすきなのかな? アンデルセン的発想・考え方ってのは、みんな「そうだそうだ」ってことなんかな?
難しいですな。
そして一方ではチルチルはわかりやすく暴走。
この展開は、大好き。
この、もうちょい先までサンデーで読んでますが、続巻を楽しみに待ちます。
*1:同様に「日常をさりげなく描く」的なものも苦手。「創作物は過剰であれ」と思う。でも見ちゃう作品があるのも事実。そうも言ってられない事実があるのも事実。