最近の最終回
最終回というか、最終巻なんですが。
- 作者: 花沢健吾
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/03/30
- メディア: Kindle版
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最終回の際にあちこちで話題になってましたが、確かにそんな感じで、伏線の回収が十分でない気がして、モヤモヤっとしましたね。
で、我が家の本棚から卒業すべく、再読の2回目中。
改めて読むと、やっぱ面白いなあと思います。
あと、初期の英雄の精神世界の描き方(幽霊的なモノが見えたりとか、矢島とか、恐怖心というか絶望感というか、そういうキモチ)とかみてると、クルス達の「なにがしかの欠損感・絶望感があってゆえの進化?暴走?」ってのがリンクしてるようにも思えてきました。
で、英雄も「クルスになりえる素養があったのかなー」とか考え始めて、コロリ隊の無口な女子も、そうかも?
「そうならなかったのはなぜか?」「それはあれだ! 銃や仲間とか<欠損感・絶望感が少し埋められた>せい」とか考えておりますよ。
伏線の回収が十分でないと思われるものの、こうして想像するのも楽しいな、と思っております。
あと、こちら
- 作者: 伊藤悠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/05/26
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アイアムアヒーローが、未来へ突き進むハナシだったのに対し、こちらは過去から現代に突き進むハナシだし、今「文字はある」ので、オチ的には「バッドエンディングでもグッドエンディングでも、文字は守れたはず」と、良くも悪くも想像できたわけですが、思ったより最後が急な印象。
でも、オハナシはきれいに終わってるし、「居酒屋」の余韻もあって、読後感もばっちり。
暗殺教室の時も感じた「完結後のスピンオフ」で、オハナシそのものの完結はさせつつも、「キャラクターがみんな元気」ってことにして終わるっていいなあと思いました。
(暗殺教室は「過去&未来エピソード」で/シュトヘルは「おまけ?&居酒屋」で)
こちらも改めて最初から読んでみよう。