最近の最終回

最終回というか、最終巻なんですが。


最終回の際にあちこちで話題になってましたが、確かにそんな感じで、伏線の回収が十分でない気がして、モヤモヤっとしましたね。
で、我が家の本棚から卒業すべく、再読の2回目中。


改めて読むと、やっぱ面白いなあと思います。


あと、初期の英雄の精神世界の描き方(幽霊的なモノが見えたりとか、矢島とか、恐怖心というか絶望感というか、そういうキモチ)とかみてると、クルス達の「なにがしかの欠損感・絶望感があってゆえの進化?暴走?」ってのがリンクしてるようにも思えてきました。
で、英雄も「クルスになりえる素養があったのかなー」とか考え始めて、コロリ隊の無口な女子も、そうかも?
「そうならなかったのはなぜか?」「それはあれだ! 銃や仲間とか<欠損感・絶望感が少し埋められた>せい」とか考えておりますよ。


伏線の回収が十分でないと思われるものの、こうして想像するのも楽しいな、と思っております。



あと、こちら

アイアムアヒーローが、未来へ突き進むハナシだったのに対し、こちらは過去から現代に突き進むハナシだし、今「文字はある」ので、オチ的には「バッドエンディングでもグッドエンディングでも、文字は守れたはず」と、良くも悪くも想像できたわけですが、思ったより最後が急な印象。

でも、オハナシはきれいに終わってるし、「居酒屋」の余韻もあって、読後感もばっちり。
暗殺教室の時も感じた「完結後のスピンオフ」で、オハナシそのものの完結はさせつつも、「キャラクターがみんな元気」ってことにして終わるっていいなあと思いました。
暗殺教室は「過去&未来エピソード」で/シュトヘルは「おまけ?&居酒屋」で)



こちらも改めて最初から読んでみよう。