鋼の錬金術師(10)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/03/11
- メディア: コミック
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どんどん様々なキャラが「絡み合い」はじめました。ここ、2巻ほど仕込み?情報整理?のため歩みが遅かった気がしましたが、今回は急展開。
相変わらず「細かいリアリティ」と「大きな嘘」、「程よいリミックス感」と「外しちゃいけない王道」のバランスがよいです。
でも、話がどんどん重くなってって、これまでのファン層とか、どう思うのかな?とか思うけど、それは同時に「キャラをより深く描く」という意味もあるので、余計な心配だな、と思ったり。
奇しくも、某週刊誌連載のRPG風マンガと同じセリフをマスタングさんが言ってましたが、まったく印象が異なりました(マスタングの方が圧倒的にグッとくるのね)。
(というのはひいきかなぁと思わないでもないが、そっちをコミックスでじっくり読む気もおきないわ)
世界観もさらに拡大して、核心に触れるキャラも登場し(同時に退場したキャラもいますが)、クライマックスに向けた布石もどんどん配置されてるし、ワクワクしますな。
ともあれ、オススメです。安心して読めるので、ぜひご一読を!!