佐賀SAGA(有田の2)

佐賀旅行。有田の続き。
そんなこんなで、時間が来たので予約をした磁器体験のところへ。
入り口には過去の作品群と思われる一群が。趣深いw

 


通常の茶色い焼き物(陶器)より難しい(というかナーバスな)磁器ということもあり念入りに説明を受ける。シッカリした説明と、言葉遣いの丁寧さの背後に、多分、過去に言うことを聞かないで好き勝手やって、失敗して怒る人が多かった(多い)んだろうなぁと推測される。
でもたしかに、モノとしてナーバスゆえ、こちらが介入できる事柄が少なく感じるほど指導は丁寧。「自転車乗り始めのころ」の「実は自分はハンドルに手を添えているだけで、ほとんど親が運転している」に近い「やらされている感」も否めない。でもまぁしょうがないのだろう。もりもり作りたければ「陶器でどうぞ」ということなんだろうし。
でもひんやりとしていてコシの強い「土(石)の手触り」というのは「これが磁器になる」という予感を含みつつも「幼い頃に触った粘土」とは違った未知の感触で楽しかった。

最終的には、我々がろくろを回したものを、教室の人がさらに「薄く削って」窯に入れるらしい。他の人の作品の「削る作業」を見せてもらったのだが、それはそれで繊細な作業っぽく、観光バスでほろ酔いで来た人には任せられないなぁと思った。

そんな体験に加え、やってよかったと思うのは、最近イチローが某証券会社のCMで磁器らしきものに挑戦しているのを見て「だめだって!! ソコはこう!!」的に心の中でアドバイスなどできること。おれはイチローより磁器作りはうまいw

あと2か月ほどでごはん茶碗が届く予定。どうなっているのかなぁ。楽しみ。

蛇足・陶器と磁器の違い
http://www.utuwa.com/utuwa/w04tojiki.html
知ってた?