巻頭さん0403

マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。

週刊少年ジャンプ(17号) NARUTO-ナルト-
週刊ヤングマガジン(17号)赤灯えれじい
週刊少年サンデー(18号) MÄR(メル)
週刊少年マガジン(18号) あひるの空
週刊少年チャンピオン(18号) バキ


NARUTO-ナルト-

パラレル忍者モノ。複数の忍者の国で成り立つ世界(時代的には現代風)で、戦争したり、和解したり、謎の集団とバトルしたりという感じ。現在は2部ということで各キャラ成長しつつ新展開。現在は平和な世界に対して「謎の集団」が主要人物(主人公ナルトのライバルであり友人)を誘拐。ソレを仲間で追うところ。

赤灯えれじい

リアル路線恋愛モノ。へたれ青年とヤンキー娘が恋愛。同棲します。

MÄR(メル)

お話はリンクで。現在はバトル中です。(詳しくはよくわからんけど、段階的には最終局面に近い模様)

あひるの空

高校バスケモノ。背は小さいけどスキルはある主人公と、上手だけど不良+素人で不良な先輩たちとバスケをがんばります。当初ちぐはぐだったチームもようやく一致団結。とはいえ、スグには強くなれず、試合ではなかなか勝てません。そして今回ようやく「最後の一人(とはいえ、人数的にはもう足りてて、ど素人以外、という意味で)」にめぐり合いますが・・・

バキ

いわずもがなの格闘モノ。詳しくはリンクで。現在は主人公の恋のライバルとして名乗りを上げたボクサーが、主人公を巻き込むべく、他の格闘家とバトル中。


★★総評
作品としてはメジャーなものが集まった今回ですが、基本的に「ナルト」「バキ」は、ギミックとバトルのすごさは私が言うまでもなく「オススメ作品」。
ナルトは、「スーパーサイヤ人化」的な王道ギミックを含みつつも、昨今のスタンド的描写に匹敵するレベルの「超忍術(というかもはや銃夢に出てきそうなレベルの人体改造もありますが)」もあり(正直「この人体改造、ちょっとヤバイ?」とおもう描写もありますが)、高レベルなバトルも多いです(冗長な心理描写もありましたが)。安直なスタンド的バトルではなくあくまで忍術にこだわっているあたりが好感。絵もスタンダードですし、オススメ。ちょいと巻数は進んじゃってるけどね。
バキは、当初こそ「リアル格闘系」でしたが、もう「超能力的格闘」の部類に入り、その「突き破りぶり」は各所で人気です。コチラの絵はナルトに比べるとちょっとクセがありますが、慣れれば問題ではないので、読んでいただきたいところ。こちらも巻数は進んでますが・・・
そして、今後「化けるかどうか」というところですが、好きなのが「あひるの空」。以前にも述べましたが

個人的にこの作品、主人公の「背が高い⇔低い」「不良は自分⇔周囲」「スキルはナシ⇔アリ」という点で心の中で「逆スラムダンク」と呼んでます。でも悪口じゃないよ「逆も真なり」でおもしろいのですよ。

という感じで、部活モノとしての「王道」である、と言えます。さらに今回の新部員候補も「すんなり入部」「すんなり活躍」しそうになくて、それがワクワク。まだ「大人気」ってワケでもないですが(オタクよりの作品は、1巻めから「増刷」とか言う話は聞くけどね。部活モノはなかなか成功しないのかなぁ、とも思ったり)、個人的には好きです。機会があれば読んでいただきたいところ

残りのは私があまり好きではないのですが、興味があれば、と思います。

てな感じで。