巻頭さん0411

マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。

週刊少年ジャンプ(18号) アイシールド21
週刊ヤングマガジン(18号)頭文字D
週刊少年サンデー(19号)うえきの法則+
週刊少年マガジン(19号) ツバサ
週刊少年チャンピオン(19号) フリオチ


アイシールド21

もう何度もここで紹介しておりますが、高校アメフトモノ。アニメになるって言うんで、ここ最近「巻頭さん」頻度も高いです。あらすじはリンクで。

頭文字D

自動車の峠バトルモノ。主人公が乗る実車の方も人気が出たりアニメになったりというメジャー作品。あらすじはリンクで。と思ったらなかったよ。要は車好きな親父を持つ車好きの高校生(っていうか今は家事手伝いか?)が親父に特訓されて車に乗るのがうまくなってライバルとバトルしたりします。今はチームの仲間と他のエリアへ遠征中。

うえきの法則+

以前サンデーで連載していた「うえきの法則」の第2部。スタンド系バトルモノです。あらすじはリンクで。

ツバサ

カードキャプターさくらの登場人物を使った異世界冒険(放浪?)モノ。CLAMPによるS.B.R(スティールボールラン)といえばわかりやすいか? あらすじはリンクで。

フリオチ

ギャグ投稿モノ。新連載です。自分のギャグがおもしろいと思っている主人公が、クラスメートとの出会いによって「ラジオの投稿(ギャグ)の世界」に足を踏み入れるというもの。作中に登場するラジオ番組に、読者も投稿できるという趣向らしい。

★★総評。
アイシールド21はもう何度も紹介しておりますが、オススメの好作。シナリオ展開の山谷強弱の上手さ、パースの効いた漫画的描写、キャラの立ちっぷり、ギャグのテンポなど、私的評価で上位に入るいい作品です。今回の巻頭さん中、ダントツのTOPです。もう何度も語ってるのでサックリ、この辺で。

で、残りなのですが、
頭文字Dは、車の描写が多く(私自身は車に乗らないです)、語りが少なめだし、かけひき重視の私的にはちょっとノレナイ作品の1つです。でも人気はあるし、たまに「スカイラインでドリフト」とか、素人にもわかりやすい展開があるんできらいじゃないんですが・・・というところか。
ツバサは、CCサクラを(嫁が好きだったりして家にコミックスがあるので)読んでいたりして、世界観がわからないではないですが、そもそものノリが私にジャストフィットか、というとそうでもないのでこれも「そのときのノリによる」という感じでしょうか? でもキッチリとした良い王道なので、子どもには読ませたいかなぁとは思います。スレたオヤジにはちょっともの足りません。

で、うえきの法則、なのですが、読み始めたのが1部に当る部分の後半(クライマックス寸前?)からであったため、その作中の「盛り上がりの熱さ」についていけず、逆に醒めて(特に「相手をメガネ好きにするスタンド?」とか、なんか馬鹿馬鹿しくて・・・)読んでいたという不幸な出会い方をした結果、あまり評価しておりませんでした(メル@サンデー・・・ギミックこそ「スタンド系」ですが、試合展開は「車田系・・・技の名前を叫んで決着・かけひき少な目・とにかく最後は主人公サイドが勝つ=ちょっとつまらない」と評価している作品、と同格くらい)
ここで改めて<新しい技の概念が加わった2部>から読むことで、きちんと読めるかなぁと思っております。それゆえ、まだ「判断はしない・・・観察を続ける」つもりです。おそらく人気作ゆえ、巻頭さんにくることも多いと思いますので、話が進んでからまたコメントしようと思います。

そんで最後は、ラジオ投稿の形を取ったギャグモノである「フリオチ」。単純にジェネレーションギャップといってしまえばその通りなのかもしれませんが、ギャグがあまり面白くありません。絵も決してきれいではないし、どうなるのかなぁと思いつつ、見守ろうと思います。(そういう意味では、ココ最近の「ファンタジー系バトルモノ」の方が、展開が馬鹿馬鹿しいものも多くて、下手なギャグよりおもしろいけどな)

てな感じでした。