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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。

週刊少年ジャンプ(9号):銀魂
週刊ヤングマガジン(9号):DNA
週刊少年サンデー(9号):ブリザードアクセル
週刊少年チャンピオン(9号):ダイモンズ


銀魂

パラレル「幕末×SF→幕末に、黒船ならぬ「宇宙人」が来ちゃった」的世界観でのドタバタギャグ。今回はアニメ化ということで巻頭さん。

DNA

代紋TAKE2の作画、渡辺潤氏の読みきり(の前編)。勢いよく独立したもののシゴトがないデザイナーが主人公。災難が続きますが…。

ブリザードアクセル

熱血フィギアスケートモノ。たしか、元は読みきりで、それが連載につながったはず。ジャンプを古巣にする鈴木央氏の作品。最初から狙っていたであろう「トリノオリンピック」との連携記事で巻頭さん。

ダイモンズ

「うだヒマ」や「フルアヘッド!ココ」の米原秀幸氏が手塚治虫の原作に挑戦した復讐劇の新連載。ちと近未来設定。



★★総評

ふうむ、さて…

銀魂は当初は「世界観(宇宙人×幕末)が生きてない←すごくいい設定だと思ったので、いろいろ期待していた」「絵が…←今でもですが…」「ギャグが…←でもたまに面白いこともある」とか、素でコメントしてましたが「おそらく、この評価の差は「オヤジである私」と「この作品を支えている皆さん」とのジェネレーションによるギャップである」と判断し、特にコメント無しで。

DNA(正確にはDAME NINGEN AGE)は、主人公の設定がせつな過ぎていけません。とてもフツウにこういう展開を想像できてしまいます。明日はわが身…と思ってたけど、大逆転?(ネタバレになりますが、「宝くじ」が当たった模様)どんなエンディングを迎えるのか、期待。

ブリザードアクセルは…、この作品が現在ココまでがんばっている(連載が続いている)ことを考えると、一方でスピードスケートで「トリノを待ち構えていた」作品「ユート!」を思い出さずに入られません。ユートもがんばってれば、巻頭さんで成長したユートを語っていたかもしれないなぁ…とか、「ブリザード…」と関係のない思いが出てきますがw
さて、この「ブリザード…」ですが、王道のスポ根モノなのですが、ココ最近フィギアスケートのマスコミでの扱いが大きいため、「漫画の中でやっていることの難しさ(あるいはレベルアップ)」というのが結構わかりやすく、素直に「すげぇ!/がんばったな!」と思えてしまいます。話そのものは王道スポ根ですので、展開はぜんぜん読めちゃうのですが、感情移入の部分で「登場人物の技のすごさ(レベルアップぶり)がわかりやすい」というのはプラスかと。
正直「ギャグ表現(正確には驚愕の表情)」においてウザイと感じる部分はありますが、まぁオススメかも。

ダイモンズは、ちょっと設定が既視観アリな感じですが、設定は作品のすべてを決めるわけではないので、まぁいいとして、とりあえず様子見かなぁ? 派手な展開を期待します。

てなことで、今回はこの辺で。