さようならシリーズ:MONSTER

無尽蔵に本を読むことはできても、無尽蔵に本をためておくことはスペース的に無理、ということで一部の本を売却することにしました。そのお別れのための再読感想。

Monster (1) (ビッグコミックス)

Monster (1) (ビッグコミックス)


これは「終わってみたら、なぁーんだ」という肩透かしゆえの「さようなら」かなぁ。マンガの楽しみ方として「経過」は十分楽しませてもらったので、まぁいったんはさようなら、という言い方が正確かもしれません。
途中途中のエピソードは「すこしふしぎ」っぽくもあり「ホロリ(NOTポロリ)」もあったけど、「ちょっとホロリとくるいい話」はウチの限られた書籍スペースにはいらんのです。
ちなみにパイナップルアーミーとか、マスターキートンは残ってたりします。あれは個々のネタを楽しむので。多分ギャラリーフェイクを買っていたとしたら、やっぱり捨てないんだろうと思います。
マンガとして「経過を楽しむ」タイプがMONSTERであり(先日のREDであり)、「どう<ケリ>をつけるのか」という「シナリオの帳尻」も含めて楽しむがゆえに、わかっちゃえば、「はい、さようなら」となり、個々のエピソードを改めて楽しむタイプの作品は残す、という感じですね。(まぁ、MONSTERもそういう部分が無きにしも非ずですが、すごく印象的というほどでもない)
さらに蛇足。jojoとか男塾とか「個々の対戦が楽しい作品」は後者なので、残ってます。