0603

マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。いうことに変わり映えがありませんが、今週も早かった…。

週刊少年ジャンプ(26号):銀魂
週刊ヤングマガジン(26号):ナニワトモアレ
週刊少年サンデー(26号):ゴールデンエイジ
週刊少年チャンピオン(27号):無敵看板娘N


銀魂

幕末に来たのが外国人ではない異星人だった、という感じの幕末パラレルギャグもの。ギャグとチャンバラと変な生き物とかが出てきます。あとマヨネーズとか酢昆布とか新撰組的な幕末風キャラが。でも服部半蔵みたいのとか柳生とか、最近「幕末」とか言う設定はどうでもよくなってきたみたい。今は主人公たちが柳生一門と戦ってます。チャンバラとかトイレの紙をめぐる攻防で。


ナニワトモアレ

大阪環状線の走りやさんの喧嘩や恋や走りのお話(今現在のお話ではなく、過去を振り返った記述→平成2年)。現在は身内の引退パレードを妨害せんとする敵対するチームとの喧嘩中。


ゴールデンエイジ

サッカーのユースチームで有望視される主人公たち3人組でしたが、母体となる企業が経営なんでサッカーチームを手放します。宙ぶらりんになってしまった主人公は、周囲の反対を押し切り「きっと有望!」という不良少年がいる地元の公立中学校のサッカー部に入部しようとします。しかし、ソコは当然その不良少年率いる不良グループの巣窟となっていたのでした…(といいつつ、絵柄は可愛いんで、そんなに凄惨じゃない)


無敵看板娘N

商店街の中華店の看板娘である鬼丸美輝と、その周辺の商店街店主+スーパーの従業員をめぐるギャグマンガ。今回は一方的に親しまれている女子がいるライバル店であるスーパーにお得意さん家族が買い物に来ますが…。


★★★総評


銀のつくやつ:ノーコメントで。しいて言うとあまり面白いと思わない。

ナニワトモアレ:いわゆる番長モノでもなく、平成ヤンキーですので、もろもろ手加減がなくて、それはそれで面白い今作。しかし別にリアルな抗争を見たいわけでもないので、その辺は好みが出ると思いますが(私は多少古臭くてもタイマンとか、武器なしとかその辺の<今風だけど古風でもあるワースト>とか、その辺の方が好み)、これはこれで面白いのでアリ。ほんとにやんちゃしていた人はこっちの方が昔懐かしいのだろうけれども、こちらは、かじった程度ですのでw
で、現状、エロビデオが好きなだけで喧嘩はさっぱりな主人公の友人:ヨネが巻き込まれそうな感じ。この展開は面白そうです。このあと喧嘩が強い連中、主人公たちの行動も絡んでくるでしょうし、さらにそれにヨネが絡んできたら、かなり面白くなるのではないでしょうか? 今後に期待。

ゴールデンエイジ:主人公の天真爛漫っぷりが、いい感じで少年マンガしてます。
敵さんにもそれなりのスキルの人がいるようですし、和解した折にはそれなりのチームになるのかなぁと期待しますが、最初に「プロ」がゴールだったのに、いきなり「中学部活」に落ちてしまって、MAJOR並みに長々と話が続く感じになるのかなぁと、ちょっと危惧もありますが、絵もこなれてるし、読んでて不快感もないので(すいませんねえ、否定的で)腰を落ち着けてみてみようと思います。

無敵看板娘N:新装開店して時間が経ちましたが、当然のごとくレベルの悪化もなく安心して読める作品です。今回は旧キャラVS新キャラパターンの俊行(犬)の巻。
良くも悪くもキャラのすり込みが十分に出来ている(というか、設定と描き方がしっかりしているので、読者側に伝わりやすい)ので、ドキドキワクワクしながら読めました。
やっぱ面白いなぁ、無敵看板娘。ぜひご一読を!!!

てな感じで、今週は無敵看板娘Nがいい感じでした。
ゴールデンエイジは、まだわからんですな。
ではこの辺で。