伝説 日本チャンバラ狂
- 作者: 黒鉄ヒロシ,ペリー荻野
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/06/26
- メディア: 単行本
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小説ではなく、ムック系マンガコラムです。タイトル+筆者2名の名前をみてジャケ買い。
チャンバラ映画は正直積極的に観たことなくて(キルビルくらいか?w)、たまにテレビで時代劇ドラマを見かけますが、剣戟がイマイチに感じられてしまい<やっぱチャンバラシーンは紙メディア(小説・マンガ…要は想像力で補完するタイプ。そうじゃないとなんかかっこ悪いというかもたつくというか、うそ臭いというか、そう感じてしまうのです)に限る>とか思っているクチなのですが、ちょっと昔のチャンバラ映画を見たいかなぁと思いました(でも眠狂四郎は、あまりに好きなので、ちょっと勇気が要りそう…)。
また古い名作を扱っているので、深作監督や五社監督、藤田まこと氏など<自分が知ったコロには大御所・大ベテランだった人>の若かりしころなどを知れたのも面白かったです。
さらに、制作費用が足りないところを、こうやって乗り越えて…とか、新しい技法を開発した、というあたりのお話が、リーマン心にヒットしてw(相変わらずですがコストとかをカットしたり演出を工夫する話は何でも好きですな、私)「モノ(この場合は映画)を作る現場の話」としても面白かったです。
最近、昔の時代小説が復刻されてたりもするので読んでみようかなぁ。