仮面ライダーSPIRITS(10)

いよいよ「単なる仮面ライダーの復活マンガ」ではなく「村枝節」が炸裂する「オリジナルストーリー展開」になってきたか？

東映マンガ祭のような「過去ライダー勢ぞろい祭」という側面もあったこの作品ですが、オリジナル要素としての「TV放映がなかったゼクロス」を軸に、単なる「祭」ではなく、「村枝氏のお話」になってきた（もう、そこまでやっていいだけの「基礎工事」が済んだ）ような感じ。

「後輩」としてゼクロスが「公認」とされ、ライダーサポートチームであるSPIRITSも無事結成。適度に人情話も交えつつ、「ライダー（特撮ヒーローもの）」ならではのトンデモピンチ！（なんと四国が!?）

その辺の「あの空気を自分で再現したい！」という作者の熱意が感じられるようで、面白いです。早く続きが読みたいなぁ。