14歳からの政治
- 作者: 長谷部尚子
- 出版社/メーカー: ゴマブックス
- 発売日: 2006/08/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近仕事が進まんので早起きしようと思ってるけど結局起きれないので、夜してみたらこんな時間。深夜に更新しているカクトウログさんとかO.D.Aさんとか偉いなぁ…。
さて、嫁の勧めで読んでみたこの作品。面白い!!! (仮に親兄弟*1がブレーンについていたとしても)。作者は14歳の女子中学生で、彼女がメジャーな政治家さん*2にインタビュー!!!
でも、この作者、本当に賢そう(←自分が中学生だったころ馬鹿なこと*3したなぁと思っているからって中学生のデフォルトを低く見るのはいかんね。ごめんなさい)
それはさておき、個々の政治家さんのプロパガンダやパブリックイメージアップに利用されてるっぽいんだけど、決してそれだけではなくて(全員●●党だったら本当にそうだけどw)、若いわりに「酸いも甘いもわかった感じ」で、むしろ「作者と政治家、どっちが相手を利用してんの?」って感じ(馬鹿にしつつ褒めるというか←いや、これは私の主観ですよ)。
この手のしたたかさは嫌いじゃないです。前の世代の人間と同じ時間をかけて、同じことしかできないなら、進化なんかないし。
「スキルを秘匿して偉ぶる先輩〜おれもコレを身に付けるのに10年かかったんだ。お前も10年俺から盗んでがんばれ!」とか大嫌いなので、若い子にはどんどん我々が苦労して学んだことをバシバシしたたかに、WEBからでも何でも、早めに学んで、「同じ時間をかけてもっと先」に行って欲しいです。
歌で言うとこんなのがありますが
手を抜け/気を抜くな/時々怠けるな
大活躍するのを待っている
(略)
ものすごく楽しみだ/大活躍するのを待っている
(略)
戦え若者よ わしらが楽になる
大活躍するのを待っている/大成功するのを信じてる・・・人の息子(作詞作曲:奥田民生)より抜粋
そんな感じ。
いや、本当に面白かったですよ。孫を見る好々爺的意見かもしらんけどw