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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。台風に困ってます。さっさと移動するか威力を弱めて欲しい・・・。

週刊少年ジャンプ(41号):ONE PIECE
週刊ヤングマガジン(41号):カテキン
週刊少年サンデー(41号):名探偵コナン
週刊少年チャンピオン(41号):優駿の門 デーィプインパク


ワンピース

言わずもがなの海賊マンガ。様々な身体的特徴変化を促す「悪魔の実」を食べた「能力者」や達人たちがバトルを繰り広げます。(主人公ルフィ達の最終目的は、すげーお宝「ワンピース」)
現在は犯罪者として指名手配されている仲間を救うため、世界政府にけんかを売りつつ奪還しようとしているところ。とりあえず仲間達は安全な場所で待機し、政府の諜報機関CP9のエースとルフィがサシでバトルしてますが・・・



カテキン

ちょっとエロくて奇妙な短期連載をしていたオジロマコト氏の本格連載作品。
冴えない中学生と魅力的な女子家庭教師の話。成績が悪くはない主人公。家庭教師に褒められたくて成績が上がったり、エロい先生に気が散って成績が下がったり。
現在はサブキャラも様々に登場しつつ、主人公の性の目覚めも描かれ、どうなることやら。



名探偵コナン

いわずもがなの少年名探偵モノ。謎の組織の薬によって小学生になっちゃった高校生名探偵工藤新一が江戸川コナンを名乗り幼馴染の毛利家に居候中。
現在も日々周囲で起こる難事件を解決してます。



優駿の門 デーィプインパク

その名のとおり、デーィプインパクトの生涯を描こうとしている作品。描くのはこれまた優駿の門で競走馬を描いてきたやまさき拓味氏。



★★総評

ワンピース

なんだか先週大いに語ってしまったので、タイミングがなんだかなあという感じですが、戦闘シーンが今後の展開の布石になりそうだったので、ソコについて。
「今のままの能力でルフィ達はイケるのか?」
今シリーズの戦闘では一行が「阿修羅」っぽくなっちゃったり、アチチキックとか、でかくなったりなんだりで、あちこちから「強さのインフレインフレ」言われてました。しかしそれでもなお、今回のモブバトルでは「大佐」「中佐」のみの戦闘ということで、みんな苦戦しております。
強さを描く上で「数字」を使ったのがドラゴンボールであるなら、ソレを無効化する「知恵比べ」も交えることでさらに「戦いの駆け引き」のレベルを上げたのがJOJO後出しジャンケンで「屁理屈(初めて知ったルール)」でねじ伏せるのが「遊戯王」という私の個人的な解釈なのですが、正直今回のシリーズは遊戯王テイスト。
ナルトもそうなんだけど、「すごいことが多すぎる」と「何が強くて何が弱いのか」が見えにくくなるんですよね・・・。手足六本ずつってのも「すげー」とは思うけど、何でそれで勝てるのか(マスターガンマスター@チャンピオン(連載終了)では、数が多いほうが強い、と作品中で何度も繰り返して説得力を強化しておりましたが)とか・・・。

そこでわかりやすさとして「悪魔の実を食べたから」とか、「その効果で●●が■■だから」とかあるといいなぁ(すっきりするなぁ)と思うんだけど、まだ一行は食べないのかなぁ…。あと2個食うとどうなんのかなぁ?(誰か研究してそうだけど)
まぁ楽しければ技の理屈なんてどうでもいいんだけど、ルフィ一行のみんなもこの先苦労しそうだからパワーアップしないとなぁ、とか思ったしだいです。彼らがサイヤ人だったらあの地下の廊下でおぼれて死にそうになって、ちょっと強くなってたのかもしれないけど・・・。



カテキン

3週連続巻頭さんということだそうですが、先日の新宿スワンもそうだったけど、新連載の人気がいまいちなのかなぁ?
ということで、今回は「作者の面白さ(奇天烈×エロ)を引き出せないのは「家庭教師」という安易な(しかしわかりやすい)設定を作ってしまったからに違いない!!」という私の妄想を肯定するような<番外編>的なものでした。
でも、なんか違うような・・・。「日常的なシーンでエロい描写をしてギャップを描く」というのじゃなくて、「エロい人が日常に溶け込もうと努力する(あるいは努力しない)」ってのが持ち味だったような・・・。でも文字で言うのは難しいなぁ。「エロい人が日常に溶け込もうと努力する(あるいは努力しない)」って、今のナナ先生も当てはまるしなぁ。
でも、最近「主人公男子」側に変化がおきたり、登場キャラが増えたりしているので、ソコとの絡みを期待しますよ。



名探偵コナン

うむぅ。正直キッチリ読んでいません。読んでないのにしたり顔で語るのもなんなんでノーコメント。しいて言うと、知人の娘:小学1年生は必死に読んでいます。



優駿の門 デーィプインパク

競馬好きの嫁も飛びつきましたこの作品。ディープインパクトは本当に強いよね。ということで、凱旋門賞に参加する彼の生い立ちを描く模様。ちょっとした競馬知識と、彼の知識が身につく感じかなぁ。国内での活躍はなんとなく把握をしておりますが、こっから先の凱旋門賞がどうなるか、は神のみぞ知る。
先日のオリンピックの際に、様々な雑誌で「個々の選手のマンガ・特集」を行いましたが、月刊ジャンプ荒川静香選手を取り扱い(オリンピック前はミキティ(安藤美姫ね)と村主選手が注目されてましたが)、すごいいいタイミングでメダルとって&発売されて、その博打っぷりというか勝負強さに「すげー」と思いました。しかし、一方でチャンピオンで扱った選手はいまいちだったような記憶が…。
ともあれ、ちょっと競馬に興味がある人間として、がんばって欲しいと思うところでもあるので、がんばって欲しいと思いますよ。本番は10月1日です。

てなことで、この辺で。