聖闘士星矢…@チャンピオン
本来であれば巻頭さんで扱うべきものですが、あまりにあまりな展開なので思わずネタにw
現在週刊少年チャンピオンでは、御大車田正美氏(超こち亀には登場せず)の手による「A:聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話/フルカラー前提の不定期(ミラクルランダム)連載」と、車田氏が原作者扱いの「B:聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話/普通に連載」の2つが同じ誌面に掲載。
それぞれ「タイトル」でわかるように「微妙に違う同じテーマ」のマンガ。
で、私は勝手に「ハナシは同じで視点が違うのかなぁ」と思って見ていたのですが、今週「実は全然違うパラレル*1!?」と思うような展開。
で、ちょっと整理すると・・・
「A(NEXT DIMENSION)」「B(THE LOST CANVAS)」
共通項
・冥王ハーデスが現世に復活するために純真なココロを持つ人間(依代)が必要
→それがアローン
・アローンの友人として天馬(テンマ)と名乗る少年がいる
・彼はペガサスの聖闘士(らしい)
違う点
・Bではテンマは黄金聖闘士である童虎の弟子のような扱い
⇔Aではテンマと童虎は初対面のような扱い
・・・・・・
まぁ「パラレルなんです」といわれれば「そうなの」というしかないです。
それぞれがそれなりに盛り上げようと「あいつは誰だ!!」的な台詞回しや、様々なアオリを入れているんですが、あまりに馬鹿馬鹿しすぎてどうにもノレません。アオリを入れてる編集者さんもオツカレさんです。
以前にチャンピオンの魅力は「カオス」であるといいましたが、ココまで来るともう、なんつーか、あきれ果てておりますよ。 「樹海少年ZOO1*2」の「ココまでの展開なかったことにして!」に近いインパクトがありますよw
他人から金とってオハナシを魅せるシゴトであるならば、ある程度整理なり説明なりしたほうがいいんじゃないかなぁと思ったしだい。
でも1回「そういうものだ」と思ってしまえば、また別の楽しみ方が出来ますので、今後はこの「無法っぷり」を楽しむスタンスで読んでみようと思います。
それにしても、この原因は誰にあるんだろ。
この無様なさまを両作者は把握・容認しているのだろうか?