人間は考えるFになる

人間は考えるFになる (講談社文庫)

人間は考えるFになる (講談社文庫)

「理系×文系÷趣味…」という帯に惹かれて手に取りましたが…ファンブックみたいなもんか


週刊文春でエッセイを描いている土屋氏(既読)と、ミステリとかをたくさん書いている森氏(未読)の対談集。
なんか軽いというか、すっと読めるというか、飲み会の会話というか…と思ったら初出は「IN★POCKET*1」の企画だった模様。


そりゃあ、あからさまに「ファンブック」か。


土屋氏の「変さ」は既に把握しておりましたが、対する森氏もちょっと面白い。

また最後に両氏の「小説」なるものがあるのですが、土屋氏はまことに土屋氏らしいというか、いつも通りな感じ。森氏も「土屋氏との対談」を小説にしているのですが「さもありなん」という「土屋氏そういうこといいそう」な感じにまとまっておりました(こういうと多分土屋氏は「本物の方がもっと●●だ(←過剰に褒める言葉が入る)」とおっしゃるかもしれませんが)。



でも1冊にして約500円取るほどかというと、微妙。