深追い

深追い (新潮文庫)

深追い (新潮文庫)

決まってドキドキするし、後味が悪いものも少なくないので、いつも購入を躊躇するのですが、最後は買っちゃう横山秀夫氏の刑事モノ短編集。


で、結局通勤電車の中でブルーになったりなんだりするのですが、今回は比較的バラエティに富んでいたし、最後の話がちょいとイイハナシで、気持ち的には「終わりよければすべてよし」な感じで「優しいキモチ」で読み終えました。


でも、ヘビーなものも相変わらずありますよ。

シガテラわにとかげぎすなどに近い「親近感はあるけど、決して仲良くはなりたくない<嫌な日常>」というか、「あああ、やっちまった…(売上未達とか予算登録モレとか(涙))」って時に感じるキモチを嫌がおうにも再現させてくれます。


金払ってそんな思いをせんでも、と思うんだけど、読んじゃうんだよね…(マゾか俺はw)