結局今日も戦国BASARA2

やってしまいました…。それも相当w
戦国武将と呼んでいいキャラでやると、戦国無双の亜流のような感じなのですが、さすが後発、様々オリジナリティがありました(幸村のエンディングとか)。


お金がたまってきたので、最初から3武器を購入してからプレイする+レベルアップしたアイテムを使う、という方法でサクサク進めました。

で、無双じゃなくてBASARA的というところでは「無双」はオマージュしているんだろうけど、それなりにがんばっているところが面白かったです(でもやっぱ時代の流れが気になるところや、キャラ同士の相関が?と思うところもあり)。

でも、本多忠勝なんか、本当にパロディというか、ネタにし尽くしてますわな。面白かった(ゲームとしてはちょっと大味でしたが)。


しかし、同時に気持ちが悪いなぁ、と思ったのが蘭丸のシナリオのいつきが出てくるところ(おそらく重税に対する抗議としての一揆なんだけど、それをネタに(一揆側を小馬鹿にしたような展開とか)構成されていると)、明智光秀(人殺しが大好き、的な描写でそれで台詞・シナリオが構成される)。蘭丸のエンディングで何か「因果応報」的な展開になるかと思ったらショタが喜びそうなかわいらしい(確かにかわいらしい)展開だったし、そのシナリオの後味の悪さが残ったまま「かわいい感じ」で終わっちゃってるんだよな。


マンガ黎明期から今まで、マンガは「俗悪」「非常識」「子供に悪影響」なんていわれてましたが、このゲームの上記のシナリオはオヤジ的に「悪影響があるのでは?」と思うほどの出来(褒めてない)。


無双でも呂布とか風魔小太郎とか「バトル大好き」的な属性の人が出てくるんだけど「混沌」とか「闘争」「最強」とか、それになりに「コトバの置き換え」がされていたと思うのですが、この作品にはその手の配慮が薄い気がしました。


ある意味「いっちゃってる」とは言えるのですが、コレを世に出すというのがちょいと違和感を感じました。ジェネレーションなのかなんなのかわかりませんが。
(あるいは信長が暇つぶし?に農村を襲う設定とか)


これはこれで一部の市場に受けているというところに対して「そういうあたりが受けている」とはまったく思いませんが(だよね?)、過去にわれわれより大人だった人がマンガに感じたことを、今私がゲームに感じているということか?


でも「たくさんの人を殺す(撃とか斬とか言ってるけど)」ことを肯定するゲームをしておきながら(無双シリーズとかもそうだし、ある意味シューティングとかもすべからく殺してるよなw 異星人や昆虫だったとしてもw)、殺すということを直接語るものになんじゃかんじゃ言うのは、また別の立場の人から見たら五十歩百歩なのかも知らんけどね。



ああ、でも萎えた。あのあたりのシナリオ。
でも、結局惨殺しまくりましたので、あんまやいやい言う権利はないですな。