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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。はぁ、もう10月後半ですか・・・。

週刊少年ジャンプ(46号):ToLOVEる―とらぶる―
週刊ヤングマガジン(46号):やりすぎコンパニオンとアタシ物語
週刊少年サンデー(46号):クナイ伝
週刊少年チャンピオン(47号):ナンバMG5


ToLOVEる―とらぶる―

押しかけ居候美少女宇宙人系エロコメ。毎回あの手この手で、ヒロイン、主人公が好きな女の子、その他周辺の女の子のエロイシーンが出てきます。

今回は、その押しかけ宇宙人ララVS主人公たちの学校の周りをうろちょろしている美少女殺し屋ヤミ(宇宙人)とのバトル(というか、ララを快く思わない女子が、ヤミにバトルするように依頼)。



やりすぎコンパニオンとアタシ物語

アゴなしゲンとオレ物語」の平本アキラ氏の、アゴゲンをお休みしての新連載。
温泉のコンパニオンが主人公。タイトルのとおり、さまざま「やりすぎ」なエロ話。



クナイ伝

先日読みきりで登場した「忍者+バンパイア」モノ。
見習い忍者のクナイは、忍びを狩る忍びの夜宴一族の継承者になります(といっても親一人子一人ですが)。現代に忍者なんかいない!なんていってますが、当然いるわけで・・・。



ナンバMG5

県下最強のヤンキーという肩書きを持つ兄+父に持ち、かつ本人も中学最強の肩書きを持っていた主人公が、フツウの高校生活を送るため、ヤンキー⇔フツウの高校生という二重生活を送るギャグ+喧嘩マンガ。

現在は主人公剛の後輩鉄が二重生活を把握し、失望。そのことを相談しようか悩みつつ、別の高校に通う剛の同級生の元へ向かうが、そこでは新興勢力が台頭し、剛と同じ中学の一派がボコボコに。さらに県下統一を目指して動き始める。



★★★総評

ToLOVEる-とらぶる-

単行本だと乳首が描き直されているとか、さまざま聞きますが、毎回あの手この手でいろいろ魅せようとしている努力には頭が下がりますが、別に嬉しいと言う年でもないので、いつも飛ばし読み。
今週なんかカラーだし、即効で飛ばしてしまった。相変わらず通勤に向かないマンガだなw
てなことにお話も「エロをどう配置するかがんばっているであろう」という想像以外ナニがスゴイということもないので、このへんで。



やりすぎコンパニオンとアタシ物語

以前からアゴゲンでも適度にエロネタを織り交ぜてきていた平本氏ですが、今回エロネタに真っ向勝負。
上の少年誌でのエロである「ToLOVEる=裸体描写+女性の体に接触がMAX」と比べて、青年誌である分だけエロも直接的だし、過剰なことが出来るのでギャグとしては成り立っている印象があります。
今回のオシボリ技は面白かったけど、今後「連載延長」「拡大」となった場合に、「今回のオシボリ技」レベルのものを維持できるのか?と考えると、そうそうでないような気もするし、結局「裸体描写+女性の体に接触」という少年誌的なネタの比重も増えるでしょうし、厳しいような気も。
てなことで、静観かな。
でも、あんなネタが毎回コンスタントに出てきたら、すげー感心すると思う。



クナイ伝

読みきりのときから「忍者と吸血鬼」は面白い組み合わせだな、と思っておりましたが、見事連載に。
あとは主人公の強さのバランス、でしょうか?

先日ジャンプで連載終了した「瞳のカトブレパス」も「強さ」は最初に提示できたものの「ピンチ=オハナシ」を巧く創出できず、そのあたりがうやむやなままキャラが増えてわけがわかんなくなって終了、となってしまいましたが、「強い設定」はいい感じで作れても「連載として面白いオハナシにする」ってのが難しいのだよな。

まぁベタな展開として、技術的に上回る忍者が登場とか、あの転校生の女子とか学校とかが人質にとられるとか、刀を取られるってのがあるんだろうけど、チャンバラ好きとしては、いろんな術や剣法を見たいなぁ。

狼男忍者とかゾンビ忍者とか、吸血武士とか、妖怪忍者とか、ぬらりひょんのクォーターとかw敵も「ダブル属性」だったり、みんな「人格を持った武器」を持ってるとかだと面白いな。それでいったん主人公の優位性が平準化されるわけなんで・・・。
しかし「妖混じり」とかだとすでに結界師で標準化されているので、やはりあくまで「忍者」「忍術」にこだわってやってほしいな。

ああ、妄想がどんどん広がりますな。東西妖怪忍者バトルとか、日本VS外国の妖怪忍者とか、鬼太郎フォーマットの忍者版とかも楽しいかも。

今後どうなるか楽しみにしたいと思います。



ナンバMG5

これはもうばれちゃうの前提の展開なのかな?

武力抗争的決着という点では、剛たち3人組で決着がつきそうだけど・・・

このオハナシの「身元を隠そうとする剛」という部分も好きだし、どきどきするポイントであるので、この抗争が終わったあとも巧いこと「剛のしていることがばれない」決着が望ましいなぁ。

鉄がふんばって立役者になって、特服+2名がが影で出て決着、というところだろうか?

こちらも今後の展開を楽しみにしつつ静観です。


そんで、巻頭さんじゃないんだけど、今回のバキはすごかったですなw
電車の中で笑いをこらえるのが大変でした。
やっぱ面白いなw


てなことで、この辺で。