ヴィンランド・サガ(5)
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/23
- メディア: コミック
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思わず過去の巻を読み返してしまいましたが、3巻だけ見つからず。どこいった?
時代的・人種的背景をほとんど理解していないと言ってもいいこの作品。
登場人物たちの(というかアシェラッドの)意図や心意気を正確に追うためにも再読は必要でした。
ある意味「陰惨」「壮絶」であるが故に、余計にその行動の元となった「時代的・歴史的背景」というものを意識させられます。
人権とか、民主主義とかが世界基準になった現代は「ボンヤリ暮らす」にはいい「制度」だけど、その「制度」がある前はこんなもんだったのだろうなぁ、とか思います。
オハナシはトルフィンとトルケルのバトル開始、というところで終わっておりますが、バトルもだけど、歴史的背景とか人種間のいざこざの「元」を考えずにはいられない作品です。
重いなぁ。