鋼の錬金術師(19)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2008/03/22
- メディア: コミック
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キタ。とうちゃんの過去。
なんという「暴露」と「解説」のバランスの良さか。
前巻の「プライド」の暴露と、今巻の「ホーエンハイム」の解説の配置は、本当に「読み手の気持ち」を翻弄するナイス構成。
さらに「今後の情勢」にワクワクさせるナイス展開。
こーいう面白い作品を読んだ後に感じるのは
「週刊誌での連載による<質の低下>という現象」よりも
「月刊誌での連載による<待つ苦しみ>という現象」の方が有益。
ということ。でも、別に苦しんでないけど。
正直、過去(覚えている限りで←この辺が自信ないけどw)ここまでキッチリ構成を組んで展開している大河系マンガは数少ないです*1。
あとは、過去に何度か言いましたが「ゴールがあって描いている作品かそうではないか」というのもあると思うけどね。
あえて言おう。
くずみたいな展開をするくらいなら、休めと(あるいは無理して週刊展開するなと)。
まぁ、既に「生き急いでいない」おっちゃんの意見かもしらんけど、時間とって下らん作品を読むよりは、待って面白い作品を読みたいのです。
でも、あえて言おう。
質が高くて週刊なら、それに越したことは無いとw
週刊という切迫した状況下で練磨されて傑作に進化していく作品もあると思うけどね。
まぁ、そんな理想形には、なかなか会えないんだろうけどな。
強いて言うと、原作付きの作品は、そういうの多いけどね。
ああ、まとまりませんが、結論としては「私はホトトギスに対して家康的」ということです。待つのは慣れています。待ってもいいから面白い作品を読みたい!!!
そして、やはりハガレンは面白い。オススメ。